ティム・リース、メンバー参加でストーンズの名曲カヴァー作発表

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サックス奏者、ティム・リースがローリング・ストーンズの名曲をカヴァーしたアルバムをリリースする。タイトルは『ローリング・ストーンズ・プロジェクト』で、アメリカに先駆けて5/18に発売される(アメリカは6/1発売)。

ティム・リースは本人名義でアルバム5作を発表。作曲家としてはジャズやクラシックで100作以上を手掛け、数多くのロックアーティストのレコーディングにも参加。ほかにも教師としてラトガー大学とニュージャージー市立大学にてサックスとジャズ・コンボを教えてもいるアーティストだ。

その彼がローリング・ストーンズの2002~03年のツアー<The Licks World Tour>でサックス、キーボード、オルガン奏者として参加。このツアー中の空き時間を利用し、ジャム・セッション的に他のツアー・メンバーと録音し始めたのがこのプロジェクトの出発点だそうだ。

音源にはローリング・ストーンズのメンバー、キース・リチャーズ(G)、チャーリー・ワッツ(Dr)、ロン・ウッド(G)をはじめ、シェリル・クロウやノラ・ジョーンズらがヴォーカルで参加している。

本作のジャケット(写真)に使用されているのはロニー・ウッド(ロン・ウッドの画家名)の油絵「Abstract #1」。「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」は日本盤のみのボーナス・トラックだ。ストーンズのメンバーも絶賛のこのアルバム、聴いて損はないだろう。
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