カルロス・サンタナ＆ロブ・トーマス、再来

カルロス・サンタナの最新作『オール・ザット・アイ・アム』（日本盤：６月22日発売予定／ＢＭＧファンハウス）で再びスーパーギタリストと組んだマッチボックス・トゥエンティのロブ・トーマス。前回のサンタナとのコラボレーション「スムーズ」が大ヒットした彼だが、今回の作品ではビッグ・ボーイ（アウトキャスト）やメアリー・Ｊ.ブライジといった豪華アーティストと共演している。しかし、彼は実際に本人たちと会ったことはないと言う。

トーマスは「MP3でやりとりしたんだ。メロディとリリックを送信すると、彼（ビッグ・ボーイ）がメアリー・J.ブライジのヴォーカルをつけて返信してくれた。彼女（ブライジ）とも会ったことはないよ」とMTV.comに語った。

ソロアルバム『サムシング・トゥ・ビー』（日本盤：５月18日発売予定／ワーナーミュージック・ジャパン）がビルボード・チャートで初登場１位に輝いたトーマスは、米ラジオVoice Of America（5/2付）のインタヴューで、このアルバムは「楽しい遠足」みたいなものと語った。これまでとは“違った試み”ができると彼は言う。

「マッチボックスで出来ないことがたくさんあった。メンバーが納得しなかったり、完成しきれない曲があったんだ。みんなにはそういった作品をみてほしかった」

一方、サンタナはハービー・ハンコック、ウェイン・ショーターらと共に、日本ツアーの開催が決定した。日程は７月27日（水）横浜アリーナ、７月29日（金）長崎ブリックホール、７月31日（日）・８月１日（月）大阪フェスティバルホール、８月２日（火）広島厚生年金会館となっている。彼の約２年半ぶりとなる新作『オール・ザット・アイ・アム』には他に、ミシェル・ブランチ、アリシア・キーズ、ブラック・アイド・ピーズ、アンソニー・ハミルトン、ロス・ロンリー・ボーイズ、JCシャゼイ、カーク・ハメット（メタリカ）らが参加している。

T.Kimura