歴史に残る天才ギタリストの新たな真実が判明した。

ジミ・ヘンドリックスがベトナム戦争真っ直中の'60年代、派兵を免れるために“自分は同性愛者”だと主張したことが、米国で刊行された彼の自伝『Room Full Of Mirrors: A Biography Of Jimi Hendrix』の中で明らかになった、とAP通信が伝えている。

これまで彼が戦地へ派遣されなかったのは、降下訓練で足を骨折したからとされていたが、カルテには負傷の記録がなく、代わりに彼が軍の精神科医のもとを頻繁に訪れ、所属部隊の“隊員に恋しており、その人のことを考えてマスターベーションにふけっている”と告げていたことが分かったという。ヘンドリックスはこの医師によって“同性愛の傾向”があるとされ、その後に隊長から除隊を勧告されたらしい。

自伝の著者によると、女性好きで知られるヘンドリックスが実際に同性愛者だったとは考えられず、泥沼化するベトナム戦争を逃れ、音楽活動に専念するための、彼なりの巧妙な“作戦”だったと話している。

今回のヘンドリックスの自伝は、過去に一度も公表にされなかった300人以上のインタヴューから執筆されている。

ヘンドリックスは'70年に薬物の過剰摂取により死去。来月18日には35周忌を迎える。

T.KIMURA