マッカートニー「僕の音楽は良くない」

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ポール・マッカートニーが、彼の曲には“駄作”がたくさんあると話した。彼はまた、若く見せようと初めて髪の毛を染めたときに起きたハプニングについても明かした。

マッカートニーは『Q Magazine』のインタヴューでこう語っている。「いくつかのアルバムは……、自分のやったことが信じられないね」マッカートニーは'86年の作品『Press To Play』に触れ、こう話したという。「トラックリストを見ると“どうして、こうなるんだ”って思うよ」

また彼は「写真やテレビで自分が年取って見えたのには、衝撃を受けた」とも明かしている。「それを受け入れなきゃいけないと思ったね」

マッカートニーは、25歳年下の妻に薦められたわけじゃないと断りながらも、髪を染め若く見えるようにしたとも告白した。「妻に出会う10年くらい前だったと思う。髪の毛を染めることを考え始めたんだ。オーストラリアで試した。ステージに上がるまではかっこよく見えたよ。でも、そこでブルーの液体が額にたれてきたんだ。ものすごく恥ずかしかった」

マッカートニーは新作『Chaos And Creation In The Back Yard』を9月12日にリリース(英国発売)。同アルバムは彼の亡妻リンダのことを歌にしたとも言われていたが、マッカートニーはそれを否定。「それは頭の中になかった。リンダが亡くなってから、僕が言ったことはすべて彼女に結び付けられたけど、僕の曲のほとんどは何か特別なことを取り上げてるわけじゃない」

Ako Suzuki, London
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