<RIJF2005>MONGOL800、メンバー全員暑さに弱いんです

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2日目のGRASS STAGE。今日も暑い。とにかく暑い。日差しは容赦なく会場を照らしつけ、会場内のスプリンクラー周辺は、涼を求めてオーディエンスが集まっている。GRASS STAGEは11時~開演なので、それまでは、みんな木陰で休んだり、カキ氷を食べたり、友だちとおしゃべりをしたりと思い思いに過ごしている。開演時間前のサウンドチェックのときに、なぜか「ワー!」と会場から歓声が。なんだ?と思ってステージを見ると、なんと、メンバー自らサウンドチェックを行なっているではないか! そんな彼らのマイペースっぷりに好感を持ちながら、早くステージが始まらないかとソワソワして待っていた。

そして1曲目は、いきなり名曲「あなたに」。誰でも一度は耳にしたことがあるであろうメロディに、通路を歩いている人も足を止めてステージを観る。気づけば周りは、あっという間に開演前の倍のくらいの人で埋め尽くされ、みんなで大合唱。1曲目を演奏し終わったヴォーカルのキヨサクは会場に集まった人数を見て一言、「なんじゃ、こりゃあ!この(すごい)人数は」。「みんなで楽しい思い出を作っていって下さい!」と「ガジュマルの木」、「WIND」とノリのいいナンバーで畳みかけ、4曲目には新曲も披露。会場の熱がますますヒートアップしたところで、「あの、僕ら全員、暑さに弱いんです」とキヨサク。会場から「嘘だ~!」の声があがる。それもそのはず、彼らは全員沖縄出身で暑さには慣れてるんじゃないの?と思うのだが、キヨサク曰く、「沖縄より暑いですよ、今日は」とのこと。

「それでは次に~」と始まったのは、「小さな恋のうた」。曲が始まると同時に会場内にはさらに人が詰め寄せ、みんな跳ねる、跳ねる!こうなったら飛び跳ねたもん勝ち、とばかりに砂埃をあげていた。会場は芝生なのだが、連日の好天から地面が乾燥し、跳ねると砂埃があがるのだ。「矛盾の上に咲く花」では彼らの持つ温かい雰囲気で会場は包まれ、ラスト2曲は「PARTY」、「Don’t Worry Be Happy」とハッピーな曲で締めくくった。暖かい拍手が贈られる中、メンバー全員で深々と一礼をして、ステージを去っていった。

photo/TSUKASA

<セットリスト>@≪ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005≫GRASS STAGE 2005.8.6

1.あなたに
2.ガジュマルの木
3.WIND
4.新曲
5.Hey Mommy
6.小さな恋のうた
7.リリー
8.矛盾の上に咲く花
9.琉球愛歌
10.PARTY
11.Don’t Worry Be Happy

BARKS夏フェス特集2005
https://www.barks.jp/feature/?id=1000010016

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005 特集
https://www.barks.jp/feature/?id=1000010461
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