大塚 愛、ピアノに乗せて切なく歌う新曲「プラネタリウム」が登場!

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new ALBUM
プラネタリウム
2005年9月21日発売
avex trax
■CD+DVD
AVCD-30768/B \1,890(税込)
■CDのみ
AVCD-30768 \1,050(税込)

■CD
1 プラネタリウム
2 drop.
3 プラネタリウム (Instrumental)
4 drop. (Instrumental)

■DVD
1 プラネタリウム (Music Clip)

※写真はCD+DVD(AVCD-30768/B)のジャケット写真です。

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Message
大塚愛さんよりメッセージが到着!! 最新作「プラネタリウム」について、そして、近況について話してもらいました! 叙情感あふれるCMスポットも必見です!

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──いい曲ですね! ポロっと涙がこぼれるような。最初に聴いたとき、素で感動しちゃいました。

大塚 愛(以下、大塚)ありがとうございます(笑)。この曲、作った当時から周りにはすごくウケがよかったんですね。でも、泣いて、泣いて、というよりは、さらりと切ない感じに作ったんですよ。

──当時というと、いつごろ作った曲なんですか?

大塚19才とか、ですね。ちょうど夏だったんですけど、(出身地である)大阪の海って汚いし(夜空も)明るいんですけど、石川県に行ったとき、本当に真っ暗な海に行って、その時の星の輝きがすごかったので。

──大塚さん、石川県に縁が深いですね。前に「石川大阪友好条約」(1stアルバム『LOVE PUNCH』収録曲)という曲がありましたよね?

大塚あれは友達が石川県出身だったんで作ったんですよ。わたし、まったく石川とは関係ないです(笑)。

──今回、サウンド的にはかなり生楽器志向ですね。イントロのパーカッションとか笛の感じも、曲の雰囲気に合ってて素敵ですね。

大塚そうですね。水をたたえた海の匂いがする、アジアっぽいイメージから、まずパーカッションを入れて、そこに懐かしく切ないという感じを入れたかったので尺八を入れました。

──あの笛の音は尺八ですか!? 尺八にしては軽やかなサウンドですよね。

大塚あんまり重くすると、おじさんが荒波に向かって吹いてる、渋い感じがしちゃうので、それはまたちょっと違うなと。それで奏者の方に、柔らかく吹いて下さいってお願いしたんですよ。

──「フワッ、フワッ」みたいな、コーラスもいい味だしてますけど、自分で歌ってるんですか?

大塚そうです、全部自分で歌ってます。星をずっと見ていると目の錯覚かなにかで、目が“シュワ”ってなるのを表現したんです。今回この声のコーラスも、尺八もそうなんですけど、ブレス(呼吸、息づかい)がたっぷりあるものを入れることで、空気が透き通ってる感じを出したかったんですよね。

──音の軸としてピアノがあると思うんですけど、これがまた切なくていいですね。これは自分で弾いてるんですか?

大塚そうです。アレンジに関しても最初にピアノを弾いて、それに音をどんどん重ねていく感じで組み立てました。

──次に歌詞についてお訊きします。そのまま読めば別れた、または亡くなった恋人について歌っている内容ですけど、“また会いたい、1番好きな人”という意味では、家族や友達にも当てはまるだろうし。ズバリ、大塚さんが作詞のときに考えたテーマは?

大塚相手については、あまり特定はしてないですね。好きな人がどうというより、そのときの記憶の中にいる人たちが、今はもういない。人は動くんだけど、周りの景色は動かない。同じ星の中にいて、また繰り返し、繰り返し季節が来るっていう。そいういうイメージです。

──いつもの大塚さんの歌詞は前向きな内容が多いですけど、今回に関してはちょっと後ろ向きな感じ?

大塚過去に縛られているわけではないんですよ。“どうにかなるよ”、というワケでもないんですけど、“どうにもならない”ってことを、ちゃんと受け止めようよ、と言ってる感じはありますね。


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