ポリシックス、ダイブ続出、熱狂のUKツアーをスタート

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英国でカルト的な人気を誇るポリシックスが、11月1日(火)、ロンドンでの公演を皮切りにUKツアーをスタートした。昨年から精力的にツアーを行なってきた彼らは、いまのUKミュージック・シーンで最も勢いのあるジャパニーズ・バンド。ツアーを行なう度に知名度が上がり、熱狂的なファンを増やしている。

今回のロンドン公演は、新人バンドの登竜門でもあるバー・フライで行なわれた。ちなみに、この会場はフロントマン、ハヤシのお気に入り。ハヤシいわく「バンドマンの汗やら鼻水やらが染み込んでるところが大好き! 鳴らした瞬間にロックの鳴りがして、安心してライヴができる」そうだ。

それが関係したのか、毎回スタンピングやモッシュで大騒ぎとなる彼らのロンドン公演の中でも、この夜の盛り上がりは異常なほどだった。2階に位置する会場は、最初から最後まで床が抜けるのではないかと心配になるほど大揺れ。さらにステージから客席に向かいダイブするファンや押し合いへし合いで潰される人が続出、怪我人が出ないのが不思議なほどの騒ぎとなった。

しかし、彼らのファンは“暴れん坊”だけではない。日本語の歌詞にもかかわらず、ハヤシやカヨのヴォーカルに合わせ歌いだすコアなファンの姿も多く見られている。また前回の公演(今年4月)に比べ、10代、20代だけでなく40代までの幅広い年齢層の観客を動員するようになったのは、サウンド的に評価されていることの証でもあるだろう。

バンドはこの後、リバプール、オックスフォード、ブライトン、バーミンガム、カーディフ、グラスゴーなどを回る予定。ハヤシは「いろんな人に見てもらいたい。楽しませる自信はある!」と話している。

ニュー・アルバム『Now Is The Time』が来年2月に英国で発売される彼らは、4月にカイザー・チーフスのUKアリーナ・ツアーでオープニングを努めることが決定している。

11月1日バー・フライで行なわれたポリシックス、ロンドン公演のセットリストは以下の通り

「Buggie Technica」
「XCT」
「New Wave Jacket」
「Peach Pie On The Beach」
「Coelakanth Is Android」
「Baby BIAS」
「I My Me Mine」
「Ah Yeah!」
「My Psycho Psycho」
「My Sharona」
「Each Life Each End」
「What You Wanna Do」
「Kaja Kaja Goo」
「Urge On!」
「Life In Yellow」
アンコール
「Black Out Fall Out」

Ako Suzuki, London

POLYSICS オリジナル・リコーダー プレゼント!(応募締め切り:2005年11月30日)
https://secure.barks.jp/?m=present&id=1000000584&a=form
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