ジョン・レノンの愛人「全てはヨーコに頼まれたこと」

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没後25年と区切りがいい年だからか、英国では今年、ジョン・レノンの命日に向け彼に関する報道/特別番組が多い。『Daily Mirror』紙の特集では、レノンと愛人関係にあった中国人女性メイ・パングの話を掲載。彼女はレノンとの情事は「ヨーコが仕組んだことだった」と話している。

70年代初め、倦怠期にあったレノン夫妻。ヨーコ・オノは、秘書を務めていたパングにレノンと関係を持つよう頼んだという。パングはこう話している。「ヨーコが事務所に来てこう言ったの。“ジョンとわたし、うまくいってないのよ。喧嘩が絶えないわ。多分、ジョンは他の人と出かけるべきだと思うの。ねえメイ、彼があなたのことを気に入ってるのはわかってるわ。もし彼があなたと出かけたいって言ったら、従ってちょうだい”そう言われて、恥ずかしかったし怖かったわ。後で知ったんだけど、ジョンもどうしていいかわからなかったみたい。でも、彼女が仕組んだのよ。ジョンは“そうしろって言われ続けてるから、そうすることにした”って言ってたもの」

1年後、ヨリを戻したレノン夫妻だが、パングとの情事はレノンが亡くなるまで続いたという。パングは「彼が亡くなる数ヶ月前に電話をもらったわ。何とかしてもっとわたしと過ごせる時間を増やすって言ってた。わたしは彼を操るようなことはしないもの。だから、一緒にいたかったんでしょ」と話している。

英国ではレノンの命日に、殺人者マーク・チャップマンのドキュメンタリー番組が放送される。ヨーコを激怒させたこの番組『I Killed John Lennon』は木曜日(12月8日)の午後10時からチャンネル4で放送される。

Ako Suzuki, London
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