エルトン・ジョン、キスと涙で無事に結婚

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12月21日、エルトン・ジョンが長年のパートナーであるデイヴィッド・ファーニッシュとキスをもって20分に亘った結婚式を無事に終了した。

今月19日に「同性市民パートナー法」が英国で施行され、21日イングランド初の同性カップルの一組となったエルトン・ジョン、彼の結婚式が、今年4月にチャールズ皇太子とカミラ夫人が結婚式を挙げたウィンザー公会堂で行われた。出席者はエルトンの母と彼女の現在の夫、デイヴィッドの両親、それにエルトンのペットであるスパニエル犬のアーサーなどで、式に関するドレスコードはなかったが、エルトンは黒のモーニングスーツにシルヴァーのネクタイ、デイヴィッドもそれに似たスーツに黒のネクタイと、至って伝統的(?)な装いだった。伝統的だったのは衣装だけでなかったようだ。友人の一人はこう語っている。「凄くハッピーなセレモニーだった。もちろん、二人はキスをしたさ。普段行われている結婚式と何も変わらないよ」。写真撮影を任されたサム・テイラー=ウッドも、「ものすごく感動的だった。みんな、涙していたよ。本当に心動かされる式だった」と語っている。

カップルはこの式の後、ウィンザー郊外の1,200万ポンドの自宅にエリザベス・ハーレイやドナテラ・ヴェルサーチを含む700人のゲストを迎え、100万ポンド相当のパーティを開いた模様。そこでは、エルトンがこの度めでたく彼の法的パートナーとなったデイヴィッドに、自身の名曲「Your Song」を歌い捧げたと言われている。

Mariko Shimbori, London
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