ハード・ファイのメンバーが、デビュー・アルバム『Stars Of CCTV』に続く2ndアルバムについて語った。「次は、かなりダークな作品になるかもしれない」そうだ。

1stアルバムでは、ロンドン郊外の退屈でさびれた街スティーンズからの脱出をテーマにした彼ら。しかし、アルバムがプラチナに輝き3枚のトップ20シングルを出したいま、彼らの生活は激変したはずだ。フロントマンのリチャード・アーチャーは『Big Issue』誌のインタヴューでこう話している。「“今度は何について歌うつもりなんだ?”って聞かれるよ。でも(1st収録曲の)“Better Do Better”は傷つき嫉妬心でいっぱいの気持ちを歌ったものだし、“Feltham's Singing Out”や“Middle Eastern Holiday”では人種差別やイラク戦争を取り上げた。世の中では、語るべきことがいっぱい起きてるよ。日常生活を反映するものを作れないんじゃ、アーティストとはいえない」

またアーチャーが「去年はいいこともあったけど、悪いこともあった。6月には母親を亡くしたし……。まだその悲しみを克服してないんだ」と話すと、ドラムのスティーヴ・ケンプはこう続けた。「去年は嫌なことがいっぱいあったよ。俺たち全員にね。そのことについて曲を書くべきだって思ってる。だから2ndはかなりダークなアルバムになるかもな」

ブリット・アワーズで最優秀ブリティッシュ・グループ、最優秀ブリティッシュ・ロック・アクトの2部門でノミネートされた彼らは、今月末からUSAツアーをスタート。その後、ヨーロッパ・ツアーが控えている。新作のレコーディングをスタートするのは、もう少し先のこととなりそうだ。

Ako Suzuki, London