A・モンキーズのCDカヴァーにヘルス・サービスから苦情

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英国の保健医療機関NHS(National Health Service)の責任者が、アークティック・モンキーズのアルバム・ジャケットに不満を漏らしている。喫煙姿をフィーチャーしたこのカヴァー。NHSスコットランドの責任者は、個人的な見解としながらも「これが間接的に喫煙を推奨することになりかねない」と話した。

グレア博士の意見はこうだ。「バンドはシェフィールド出身だが、アルバムはスコットランドの多くの若者が購入している。いい音楽だし、UKで最速のセールスを上げているくらいだからね。でも、あの写真は間違ったメッセージを送りかねない。まるで、タバコを吸うのがかっこいいことのように見える。真似したがる若者も多いだろう」

このコメントに、バンドのプロダクト・マネージャーはこう反論している。「あの写真が、喫煙を勧めているとは思えません。むしろ、その反対ですね。あの写真はやらせじゃありません。あれを見て、タバコがあの青年のためになってると思う人はいないでしょう」

スコットランドでは、来月末から公共の場での喫煙が全面禁止される。

問題になっているアークティック・モンキーズのアルバム『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』は、今週、2週連続でチャートのトップを飾った。

Ako Suzuki, London
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