キーン、新作は「野獣のロックンロール」

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現在、デビュー作『Hope And Fears』('04年)に続く2ndアルバムを制作中のキーン。新作は「野獣のロックンロール」になるそうだ。

デビュー・アルバムが大成功したことで、メンバーはかなりプレッシャーを感じていたようだ。ティム・ライス・オクスリー(Key)は「脳死状態、疲れ果てた」とBBCのデジタル・ラジオ 6 Musicで話している。しかしながら、ドラムのリチャード・ヒューズによると「最初はものすごくプレッシャーを感じたよ。でも、ある時点で“誰でもそうするように、このまま心配し続けてたら、クズみたいなアルバムが出来るだけだ”って思えるようになったんだ。だから“閉じこもって、自分たちが楽しめることをやってみよう”って考えたんだ。そうしたら野獣のロックンロールみたいなものが生まれたんだ」そうだ。

タイトル未定の新作は、間もなく完成予定だという。

またキーン関連ニュースとして、昨年のサマー・フェスティヴァルでキーンの曲を聴いた後「憂うつになり、暴れた」男性(36歳)が、500ポンド(約10万円)の罰金を科せられた。この男性は、昨年の<T in The Park>フェスティヴァルでキーンの「Somewhere Only We Know」を聴いた後、近くにいた観客を攻撃。止めに入った警官を噛み付こうとした。同曲は、フェスの数日前に亡くなった男性の兄のお葬式で流れていたそうだ。男性は毎年このフェスティヴァルにその兄と一緒に来ており、それを思い出し取り乱してしまったのだという。

Ako Suzuki, London
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