今年一番売れた曲は? オリコンが年間ヒットチャートを発表
オリコンが2006年のシングル&アルバムの年間売上チャートを発表した。今年もっとも売れたシングルは、KAT-TUNのデビュー曲「Real Face」で、ここ数年生まれていなかったミリオンセラーを達成。続く2位は、レミオロメンの「粉雪」。3位には、昨年度のヒットチャート1位に輝いた修二と彰の「青春アミーゴ」が根強く再登場した。
KAT-TUNはさらに、2ndシングルの「SIGNAL」が5位に、最新シングル「僕らの街で」が13位にランクイン。5人の人気のみならず、スガ シカオや松本孝弘、小田和正ら充実した制作陣とのコンビネーションも注目を集めた。
EXILEやMr.Children、そして湘南乃風ら男性アーティスト、バンドがひしめくベスト10内に唯一、女性アーティストでランクインしたのがKaoru Amaneの「タイヨウのうた」。沢尻エリカ扮するドラマの主人公がリリースした楽曲だ。また、今年12週連続シングル・リリースやEXILEとのコラボレーションなど、大活躍の倖田來未は、シングル&アルバム・チャートともに大健闘。アーティスト・トータルセールス部門で堂々の第一位に輝いた。
アルバム・チャートを制したのは、平井堅のベスト盤『Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05“歌バカ”』。これまで『LIFE is...』(2003)、『SENTIMENTALovers』(2005)と年間ベスト10に送り込んでいるが、首位に輝いたのは初めて。2位は倖田來未の『BEST~second session~』。3位にはコブクロの『ALL SINGLES BEST』がランク。彼らは、オリジナル・アルバムの『NAMELESS WORLD』も9位に食い込んでいる。
4位に入ったDef Techは、昨年の『Def Tech』に続く2年連続のトップ5入り。彼らや湘南乃風、そしてケツメイシなどレゲエをベースにした楽曲がヒットアイテムとして確立したといえる。新人アーティストでは絢香やアンジェラ・アキ、洋楽のダニエル・パウターやシングル・チャートを制したKAT-TUNが活躍。
また、今年の傾向として、前出の平井堅や倖田來未同様にベスト・アルバムが年間チャート30位内に数多く登場した。B'zやZARD、スピッツそして、これまでもコアな音楽ファンの間では人気の高かったが、今年シングルで一気にブレイクしたBONNIE PINKの作品もチャートにランクインした。
CDの売り上げ低迷が語られているが、今年も新しい作品や新しいアーティスト、また時代を超えて歌いつがれてゆく曲も誕生している。チャートを眺めつつ今年を振り返りながら、来年の音楽シーンに期待を膨らませたい。
Y.Kajihara
■オリコン 2006年年間チャート
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KAT-TUNはさらに、2ndシングルの「SIGNAL」が5位に、最新シングル「僕らの街で」が13位にランクイン。5人の人気のみならず、スガ シカオや松本孝弘、小田和正ら充実した制作陣とのコンビネーションも注目を集めた。
EXILEやMr.Children、そして湘南乃風ら男性アーティスト、バンドがひしめくベスト10内に唯一、女性アーティストでランクインしたのがKaoru Amaneの「タイヨウのうた」。沢尻エリカ扮するドラマの主人公がリリースした楽曲だ。また、今年12週連続シングル・リリースやEXILEとのコラボレーションなど、大活躍の倖田來未は、シングル&アルバム・チャートともに大健闘。アーティスト・トータルセールス部門で堂々の第一位に輝いた。
アルバム・チャートを制したのは、平井堅のベスト盤『Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05“歌バカ”』。これまで『LIFE is...』(2003)、『SENTIMENTALovers』(2005)と年間ベスト10に送り込んでいるが、首位に輝いたのは初めて。2位は倖田來未の『BEST~second session~』。3位にはコブクロの『ALL SINGLES BEST』がランク。彼らは、オリジナル・アルバムの『NAMELESS WORLD』も9位に食い込んでいる。
4位に入ったDef Techは、昨年の『Def Tech』に続く2年連続のトップ5入り。彼らや湘南乃風、そしてケツメイシなどレゲエをベースにした楽曲がヒットアイテムとして確立したといえる。新人アーティストでは絢香やアンジェラ・アキ、洋楽のダニエル・パウターやシングル・チャートを制したKAT-TUNが活躍。
また、今年の傾向として、前出の平井堅や倖田來未同様にベスト・アルバムが年間チャート30位内に数多く登場した。B'zやZARD、スピッツそして、これまでもコアな音楽ファンの間では人気の高かったが、今年シングルで一気にブレイクしたBONNIE PINKの作品もチャートにランクインした。
CDの売り上げ低迷が語られているが、今年も新しい作品や新しいアーティスト、また時代を超えて歌いつがれてゆく曲も誕生している。チャートを眺めつつ今年を振り返りながら、来年の音楽シーンに期待を膨らませたい。
Y.Kajihara
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