スヌープ・ドッグ、ラスベガスでのライヴを警察が阻止

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スヌープ・ドッグがラスベガスにて出演予定だったライヴが、警察の圧力により中止になったと、AllHipHop.comなどが報じている。

スヌープ・ドッグはビール銘柄の「クアーズ」で知られるMolson Coors Brewing社がラスベガスのリオ・ホテルで行なったプライベート・パーティにてライヴを行なう予定であったが、ラスベガス・メトロポリタン警察及びラスベガスのカジノを管理するネバダ州ゲーム機管理委員会の圧力により出演が中止となった。警察と管理委員会側はスヌープ・ドッグの出演中止を要請する書簡をリオ・ホテルの親会社であるHarrah's Entertainment社に送り、その2週間後以内にHarrah's Entertainment社がMolson Coors Brewing社に出演中止を要請し、正式に中止が決定したという。

Harrah's Entertainment社が受け取った書簡には、昨年6月に4名の地元ラッパーが殺害され、さらに最近ラスベガスのラッパーが警察官を殺害した事件にも触れており、ギャングスタ・ラッパーであるスヌープ・ドッグがラスベガスでライヴを行なうことで何らかの混乱が起きるのを避ける狙いがあったと見られている。

スヌープ・ドッグはこの件に関してコメントを拒否しているが、既に彼にはライヴの出演料として約15万ドル(約1,800万円)が支払われているという。

K.Omae, LA
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