KORN、難病を語る。病床からDir en greyを絶賛

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先日、ジョナサン・デイヴィス(Vo)が急病で入院したためにヨーロッパツアーをキャンセルしたコーン。デイヴィスはロンドンの病院で治療を受け、現在、ロサンゼルスの自宅で療養している。彼が患っているのは、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)と呼ばれる血液の難病。快復には多少の時間がかかりそうだが、来月には復帰する見込みだ。

彼は最近のBillboard.comのインタヴューで、現在の状況を語った。

「気分はいいよ」とデイヴィス。しかし、体の異変はまだ続いていらしく、皮膚を脱いで飛び出したいくらいだとも言う。彼はドイツでの公演後に「(ツアー)バスの中で体中のアザに気付いた。ひどくはないんだけど、あちこちにできてるんだ。“いったい、どうなってんだ?”って感じだった。どこにもぶつけた覚えはないし、傷つけた覚えもないんだ」と話している。

彼はまた、病気と治療についてこう説明する。

「血液の難病で、子供なら治るんだが、大人だと難しい」とする一方、「俺は一週間で血小板が5から350に増えた」と快復に向かっていることを示唆した。通常の血液細胞の中には140~400の血小板があるという。デイヴスは入院当時、それが“5”だった。病気の詳しい原因は分かっていない。

さらに、今回の入院経験がソングライティングに反映されるかとの質問に“もちろん”と答えている。デイヴィスは最後に、Dir en greyについて最高に“クレイジーでサイコティックなバンド……何を言ってるのかさっぱり分からないのに(※日本語だから)、熱烈なファンが多い”といった内容で絶賛した。

T.Kimura
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