ニュー・オーダー「最後のショウだったかも」

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ニュー・オーダーのメンバーが、バンドのこの先の活動について否定的な発言をしている。彼らは先週(11月18日)、アルゼンチンのブエノスアイレスで行なわれたフェスティヴァル<Personal Fest>でプレイしたが「これが最後のコンサートになるかもしれない」と話している。

ドラムのスティーヴン・モリスは『Pagina/12』にこう語った。「いまニュー・オーダーでいるのは変な感じだよ……。数年前はよかった。“ゴッド・ライク・ジーニアス”なんて呼ばれて(NMEから同名のアワードを受賞)、ファンはバンドを認めてくれていた。でも、ある意味、いまじゃたくさんのニュー・オーダーがいるからな。俺たちは、近所のおじさんって気がするよ。だから、しばらくやめて、彼らに俺らの場所を受け渡すべきだって思うんだ」。
活動休止なのかと問われたモリスは「うーん……、この先2年は何もないって言える。でも俺たち、計画を立てるのが苦手だからね。どうなるかな」と続けた。

またベースのピーター・フックは、こう話している。「(ブエノスアイレスが)俺たち最後のショウになるかもしれない」「もしかして、(再活動までには)17年、30年かかるかも……」。

フックは、この先の予定として、プライマル・スクリームのマニと元ザ・スミスのアンディ・ルークと結成したバンド、フリーベースの活動に専念したいと話している。ベーシスト3人が集まったこのバンドは、すでに17曲を完成しているという。

Ako Suzuki, London
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