宇多田ヒカルの集大成!全国ツアーの全貌を公開

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ニュー・アルバム『ULTRA BLUE』が2週連続でオリコンチャート1位を獲得し、驚くべきセールスを記録している宇多田ヒカル。アルバムのリリースに続き7月1日には、いよいよ6年ぶりの全国ツアー<UTADA UNITED 2006>をスタートする。そんな中、6月25日に関係者など約3,000人を招き、幕張メッセにて全国ツアー<UTADA UNITED 2006>の公開リハーサルが行なわれた。

今回のツアーは、スペシャルな点がいくつかある。まず、6年ぶりの全国ツアーであるということ。つぎに、彼女がインタビューでも語っているとおり(https://www.barks.jp/feature/?id=1000023791&p=0)、デビューして以来初めて、何の抵抗心もなく“見せたい”と感じて挑むツアーであること。そして、写真や映像のアーティストであり、彼女の夫でもある紀里谷和明が初めて彼女の舞台演出を手掛けるということだ。そしてこの公開リハーサルで見せてくれたのは、その全ての点において納得のいくスペシャルなものだった。

まず意外だったのは選曲。今回のツアーは最新アルバムを中心としたツアーになるとばかり思っていた。だが実際には、「Automatic」や「Can you keep a secret」など数々のヒット曲のほとんどが選曲され、さらにUtadaとして全米リリースしたアルバム『Exodus』からも数曲を披露するするなど、デビューから現在までの全てを表現した、集大成的な内容となっていたのだ。また、彼女の緊張や心の高揚など、ひとつひとつが伝わってくるとてもリアルなステージングで、その小さな体で何一つ包み隠さずにステージに立って歌う姿は、魅力に溢れ、何度となく感動を呼び起こした。

そして、紀里谷和明による演出。ライヴを観て「素晴らしいパートナーに出会ったんだね」と心底思えるほど、宇多田ヒカルと紀里谷和明によるコラボレートは、とても密接で互いを高めあうクリエイティヴなものだった。大きなステージの背面には巨大なLEDビジョンが設置され、そこに映し出す独創的な映像やライティングは、彼女の世界観をより立体的に映し出し、彼女の魅力を最大限に引き出す術を心得た演出だったといえる。

オーディエンスを迎えて初のお披露目ということで、緊張したムードの中で行なわれた今回の公開リハーサル。ライヴが進むにつれて生き生きしていく彼女がとても印象的で、ライヴの途中では「ツアーに向けて、すごくテンションが上がってきた」と興奮を隠せない様子で、最後には「ツアーがんばります!」と輝いた表情でステージを去っていった。今回のツアー、彼女のやる気は十分。デビューからの8年の歴史の中で、とても重要な意味を持つものとなりそうだ。
Photo by Akiko Kano

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