デビューアルバムのトップ10リスト発表

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英カルチャー・マガジン『Uncut』が、デビュー・アルバムの最高傑作トップ100を発表した。見事1位に輝いたのは、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのデビュー作『The Velvet Underground & Nico』('67年)。アンディ・ウォーホールのバナナのイラストが印象的なこの作品、リリースされた当時はセールス的にぱっとしなかったものの、その後、ロック史を語るのに欠かせない名作の1つとして評価されるようになった。

トップ10内にはこのほか、ジミ・ヘンドリックス、クラッシュ、レッド・ツェッペリンなどが登場。60、70年代にリリースされた作品ばかりの中、ストーン・ローゼズのセルフ・タイトル・アルバムが4位と健闘した。

『Uncut』が発表した最優秀デビュー・アルバム・トップ10は―

1.ヴェルヴェット・アンダーグラウンド『The Velvet Underground & Nico』('67年)
2.テレヴィジョン『Marquee Moon』('77年)
3.ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス『Are You Experienced』('67年)
4.ザ・ストーン・ローゼズ『The Stone Roses』('89年)
5.ザ・バンド『Music From Big Pink』('68年)
6.ザ・クラッシュ『The Clash』('77年)
7.レッド・ツェッペリン『Led Zeppelin』('69年)
8.ジョイ・ディヴィジョン『Unknown Pleasures』('79年)
9.ロキシー・ミュージック『Roxy Music』('72年)
10.ザ・ストゥージズ『The Stooges』('69年)

最新のものでは、アークティック・モンキーズの『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』が36位に、アーケイド・ファイアの『Funeral』が100位に登場している。

Ako Suzuki, London
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