柴田淳、シークレット・ライヴであの名曲を披露

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7月26日に新曲「紅蓮の月」をリリースする柴田淳が、7月18日に恵比寿ガーデンルームにてシークレット・ライヴを行なった。当日はあいにくの雨だったが、会場に入ると多数の応募者の中から抽選で選ばれた100名のラッキーなファンが、今か今かとしばじゅんの登場を待っていた。

席に座りしばらくすると、スーっと照明が暗くなり本日のライヴでしばじゅんをサポートするバンドのメンバーが登場。メンバーに続いて、薄ピンク色のワンピースに身を包んだしばじゅんがゆっくりとステージに現れ、ファンの間に一瞬緊張が走る。この日のライヴはシークレット・ライヴというだけあって、客席とステージの距離がとても近く、間近でしばじゅんを見ることができた。

静かな雰囲気で1曲目の「空の色」が始まり、ファンもしばじゅんの美声に聴き入る。改めて言うのもなんだが、本当に柴田の歌声は美しく、人の心に静かに入り込む力を持っている。その歌声に聴き惚れているうちに2曲目の「花吹雪」へ。しっとりと歌い上げる雰囲気に、ゆっくりと時間が過ぎるのを感じて穏やかな気分になった。

2曲目を歌い終わったところで、しばじゅんが改めてファンへ挨拶。今回のシークレット・ライヴの応募倍率は、なんと40倍だったという話をしながら、「今日、観に来たくても来られなかった人たちのために、今後はもっとたくさんライヴをして、みんなに歌を届けていきたい」なんてうれしい発言も。ファンもうれしそうな顔を浮かべながら、「がんばってー」と声援を送っていた。

続いて新曲の「紅蓮の月」を披露。今作は、本心を隠して生きる女性の切なさを綴った楽曲で、個人的には、低く、静かに響くピアノ・サウンドが、この曲のテーマをよく表現していると感じた。曲が終わるたびに「ありがとう」と笑顔でファンに感謝するしばじゅん。リハーサルの段階からかなり緊張していたというが、ステージでは堂々とパフォーマンスし、ファンとのトークも楽しんでいた。その後「隣の部屋」「かなわない」を丁寧に歌い上げ、ファンはすっかり“しばじゅんワールド”に魅了されていた。

「最後の曲です。やっとこの曲が笑顔で歌えるようになりました」と言って始まったのが、小さなころの自分を歌った「ちいさなぼくへ」。切なくも力強い歌声でしっかりと歌い上げ、ライヴを締めくくった。

その後、アンコールを乞う声と拍手に再びステージへ登場したしばじゅんを、ファンが歓喜の声で迎える。アンコールでは、彼女曰く「歌うことを考えずに詞を書いたので、すごく難しい曲」という「缶ビール」と、なんと、インディーズ時代の曲「ピンクの雲」を披露。これにはファンもビックリし、しばじゅんがタイトルを言ったとたん「えっ!」っと驚きの声を上げていた。まだまだ歌い足りないという感じのしばじゅんだったが、こうしてファンの前で歌を届けることができたことに感謝と満足の笑顔で、ステージを去っていった。

今回のシークレット・ライヴは、観に来れなかった人のためにDVDでリリースする予定とのこと。BARKSでは新曲「紅蓮の月」のTVスポット映像を公開中! さらに近日中に特集ページを公開するので、こちらもお楽しみに!

☆「紅蓮の月」TVスポット(15秒)☆
https://www.barks.jp/watch/?id=1000015129

☆「紅蓮の月」TVスポット(30秒)☆
https://www.barks.jp/watch/?id=1000015130


<柴田淳 シークレット・ライヴ 2006/7/18>
1.空の色
2.花吹雪
3.紅蓮の月
4.隣の部屋
5.かなわない
6.ちいさなぼくへ
<アンコール>
7.缶ビール
8.ピンクの雲
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