女性の胸の内に秘められた葛藤を歌う~シングル「紅蓮の月」インタヴュー

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──まずは前シングル「花吹雪」がチャート8位でしたね! おめでとうございます。 柴田淳(以下、しばじゅん):ありがとうございます。本当、信じられなくて。周りのスタッフやファンの方のおかげですよね。最初はうれしいというよりはホッとしたけれど、本当にありがたかったですね。ファンの力は本当にうれしいです。BARKSのユーザーズのフォーラムで立ち上がったみたいなんですけど、寄せ書きのパネルをいただいて。それもすごくうれしかったです。(詳しくはコメント映像を!) ──そして新作「紅蓮の月」がリリースされますが、これは昼ドラの主題歌ということですが、ドラマのシナリオを読んでから作ったんですか? しばじゅん:メロディは昼ドラの主題歌になる、というのだけが決まってた時点で作りました。だから女性のいろんな気持ちがテーマになるのを想定して作ったくらいで、自分なりに作りました。歌詞はシナリオをいただいてからですね。私のなかで書きやすい女性像だったんで、歌詞の断片がポンポンと出てきてすぐ書けました。 ──その柴田さんが思い描いた主人公の“女性像”とは? しばじゅん:強いようで弱い、自分にウソをつきながら強がっている女性、でしたね。簡単に告白しちゃうようなイケイケの女性じゃなくてね。ドラマの主人公は「お金だけあればいい」って女性でもあるんですけど、その根本には強いようで弱いって人なので、そこを書きました。 ──そして、柴田さん得意の“月”をモチーフにしていますね。 しばじゅん:月ってきれいな神秘的な月もあれば、怖くて得体の知れない月もあったり。女性って月を見るとネガティブな思考になるから見ちゃいけないって何かテレビで言っててね。私って月の歌ばかり歌っててマズい!って思ったんだけど(笑)。でも、その強いけど弱いって女性の部分と、きれいだけど怖い面も持っているって月と重ね合わせたんです。あと、外の顔と、家に着いてほっとしている内の顔っていうのがあるでしょう。女性はバランスを取っている、その本心を月は知っているってのも表現しました。 ──そんな女性の部分がタイトルにもある“紅蓮”という色で表現されているんですかね。 しばじゅん:ですね。血の色を超えて錆色の月を見たことがあって。私の好きな月がこんな表情するんだって思ってね。 ──ちなみに、柴田さんは、毎晩、月を見ているのですか? しばじゅん:いえいえ。前住んでた実家では、窓からよく見えたから、結構見てたんですけど、今のところは間取りの関係上、あまり見えないんですよね。それでも、やっぱりよく見ているほうなんだろうなぁ。

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