日本一熱かった! 横浜レゲエ祭2006、今年も無事に終了!(3)

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TKOのステージが終了すると、ビデオコメント・タイム。アサシンやニンジャマン、ショーン・ポールといったそうそうたる面々の中に、サプライズ(?)として竹中直人からも。その後、KONISHIKIがステージに登場した。

完全に夜の帳が下り、レゲエ祭も後半に突入。バックバンドはHOME GROWNからJUNGLE ROOTSへスイッチし、先日ニュー・アルバム『MUSIC IS BEAUTIFUL』をリリースしたばかりのPAPA Bが登場した。ステージでは、アルバムの先行シングル「LIFE IS BEAUTIFUL」も披露。この曲のフィーチャリング・アーティストであるCKBの横山 剣も飛び入り参加し、レゲエ祭に花を添えた。

PAPA Bのステージが終了すると、みなさまお待ちかねだったFIRE BALLの出番に。「LIGHT UP THE FIRE」~「FIRE BALLのテーマ」~「UNDER THE BLUE LIGHT」~「BRING IT ON」をメドレーで披露すると、会場は最高潮を超えたレッド・ゾーンのテンションに突入してしまう! 最新作『SOUNDS OF REVOLUTION』より「FIRE WAY~待たせたな~」を歌ったあと、JTBをステージへ呼び込み、なんと「DEEP REDD」を7本のマイクで披露。彼らのステージが圧巻だったのは、パフォーマンスだけでなく、メッセージの強いMCなどでオーディエンスを引きつける大きな魅力を持っている点だろう。ラストには「FIST AND FIRE」、「BIRD MAN」をプレイして、現在のジャパニーズ・レゲエを牽引する彼らのステージは幕を閉じた。

ラストは、本日の出演者全員がステージに上がってマイクリレー! そして、マイティークラウンの「2007年のレゲエ祭で会いましょう!」という言葉とともに、横浜スタジアム上空に大きな花火が上がり'06年のレゲエ祭は終了した。

昨今、レゲエの勢いは止まるところを知らない。しかし、それは昨日今日にいきなり始まったことではなく、レゲエに携わる多くの人々たちの見えない努力があってこその成果だ。草の根の活動が実を結んだ結果ということになるが、こういった文化はただ消費するのではなく、いつまでもしっかりと残ってほしい。そんなことを感じさせる、素晴らしいフェスティバルであった。
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