心臓病の少女を救え! 楠瀬誠志郎らがチャリティコンサート

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家族、恋人、友達……あなたの大切な人が難病にかかってしまい、しかもお金がないためにそれを助けることができないとしたらどんなに無念だろうか?

上田さくらちゃん(4歳)は、今年5月、府中市の榊原記念病院で“特発性拘束型心筋症”と診断された。この病気は心臓の心筋組織が、繊維化などで硬くなり、ついには機能しなくなる難病。現在のところ有効な薬や治療法はなく、心臓移植手術以外に命をつなぐ道はない。さくらちゃんは心臓の移植手術を受けるために、年内にもアメリカに渡り、専門病院で待機する必要がある。

しかし、海外での手術では治療費のほかに渡航費や長期の滞在費がかかるほか、保険が効かないため総額1億円以上もの費用が必要になってしまう。とても個人で負担できる金額ではない。そこでさくらちゃんの両親の友人が「さくらちゃんを救う会」を結成し、募金活動をスタートさせている。会には漫画家の石坂 啓さんやミュージシャンの楠瀬 誠志郎氏も参加している。また、今週末には楠瀬 誠志郎氏出演のチャリティ・コンサートも開催される。今、小さな命を救うために、私たちにできることを考えてみよう。なお、募金方法等の詳細はオフィシャル・サイトまで。

●石坂 啓さんのメッセージ
あなたの近くにいるコドモちゃんはお元気ですか。
私のコドモは元気です。
でも私の身内には三歳で難病を患ったコドモがいました。
その子のパパとママはたくさんの人に支えられながら、何年もの
闘病生活を乗り越えました。
その子はいま、元気です。
子どもを助けるためには大人の力が必要です。
パパとママだけではおそらく耐えられない。
少しの力を貸してください、さくらちゃんが元気になるために。

石坂 啓(漫画家)
※さくらちゃんが通っていた保育園の父母OG


●楠瀬 誠志郎氏のメッセージ
オリンピックの建設費に何兆円、株取引に何億円、退職金が何千万円
ゴミは溢れ、街にはリサイクルショップの店が軒並みならぶ
それが生きていく上でそんなに大切なのか?
それを少しずつ削っても大勢に致命的なことが起きるだろうか?
 (中略)
あなたは子どもを抱いたことがあるでしょう
あなたは、あなたの胸でスヤスヤ眠る子どもの体温を感じたことがあるでしょう
あなたがどんなに疲れて帰ってくる時でも
笑顔で駆け寄ってくる姿を覚えているでしょう

子どもから命の尊さを教えてもらったことはありませんか?
今ここに発展よりも大切な意義があると思います

楠瀬 誠志郎(ミュージシャン)


さくらちゃんを救う会
http://www.sakurahelp.com

<チャリティコンサート>
9月23日(土・祝)
武蔵野市民文化会館小ホール 15時スタート
http://www.musashino-culture.or.jp/bunka/
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