'70年にリリースされたビートルズのラスト・アルバム『レット・イット・ビー』から36年の月日を経て、なんとビートルズが'ニュー・アルバムをリリースすることになった。タイトルは『LOVE』。プロデュースは、ビートルズ作品には欠かすことのできないジョージ・マーティンと息子のジャイルズ・マーティンが手掛けている。

最新テクノロジーがビートルズを復活させた。今回のアルバム『LOVE』は、ジョージ・マーティンと息子のジャイルズが、ビートルズの曲をすべてトラックごとに分解し、それらを再構築して新楽曲としたもの。ジョージ・マーティンは、当初、このトラックをサーカス集団シルク・ド・ソレイユがラスベガスで行なっている公演<LOVE>のために制作していたという。この<LOVE>は、ビートルズをモチーフにした公演だ。

父ジョージと共同作業した息子のジャイルズは“僕達はオリジナルの4トラック、8トラック、2トラック等のビートルズのすべてのテープからなる音、そして音楽のパレットを使い新しいサウンドを作りあげた。アルバムではビートルズの濃縮された音楽の歴史を再び体験することができ、まさに皆にとって新しい経験になると思う”と語る。

名プロデューサーとして知られるジョージも“ビートルズは常に自分達を表現する新たな方法を探していてこれはまさに彼らにとって一歩前進になったと思う”と語っている。

まさにテクノロジーが生んだビートルズの最新作。熱狂的なファンにとっては、複雑な思いもあるかも知れないが、すべての音楽ファンにとって『LOVE』が注目すべきアルバムであることは間違いない。発売は11月を予定しているという。