ベック、規則破りでUKチャートに認められず

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ベックのニュー・アルバム『The Information』が、UKチャート入りを認められなくなった。Official Chart Company(OCC)は、同作には“おまけ”が多すぎると判断したそうだ。

すでにBarksニュース(https://www.barks.jp/news/?id=1000027007)でも伝えられているように、『The Information』には全トラックの“ホーム・ビデオ”を収録したDVD、ジャケットのアートワークを自由にデザインできるステッカーが付随しているが、英チャートを監修するOCCはこれを他のアルバムに比べ「アンフェア・アドバンテージ(不公平な優位性)」を持つと見なした。

ベックは、OCCの決定にチャート入りしようがしまいが「大した問題じゃない」と感想を述べている。「CDのアートは買って聴いてみようという意欲を促進するもの。最終的には(チャート入りは)関係ない。ファンからの反応は、かなりいい。それが1番大切なことだ」とBillboardで語っている。

また彼のスポークスマンも「チャートの規則に反する可能性があることは承知していた」と話している。「しかし、DVDもステッカーも素晴らしいアイディアだったし、ベックの計画と違うものを作ろうなんて考えられなかった」。
『The Information』は月曜日(10月2日)に英国でリリースされたが、週末発表されるチャートには登場しない。

Ako Suzuki, London
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