カサビアン、マイ・ケミカル・ロマンスのNo.1に憤慨

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マイ・ケミカル・ロマンスが今週の英シングル・チャートでNo.1を獲得すると知り、カサビアンのメンバーが不満を口にした。彼らは「文句ばっかり言ってる」エモが好きではないそうだ。

『The Sun』紙の記者から、マイ・ケミカル・ロマンスのニュー・シングル「Welcome To The Black Parade」が今週No.1になりそうだと聞いたトム・ミーガン(Vo)はこう話した。「ガギに自分を傷つけることを強制してんだろ。この手の子供たちは、自分は反逆者だって思ってる。でも本当は、ただ文句を言い合ってるだけだ。(エモ・ロックは)腹話術師の音楽みたいだ。暗くて不気味なだけだろ。ポジティヴなことは何も言わない。でもいいニュースもあるぜ。あいつら道化師の栄光は長くは続かない。メイキャップが剥げ落ちて、シーンは消える」。

ギタリストのセルジオ・ピッツオーノはこう続けた。「全然共感できない。俺らは今を楽しむデカダンス派だ。平和や愛を信じてるし、他人をリスペクトしてる。でも、ああいう奴らは全く逆だからな。悲しいことだ。エモ・キッズはもっと外に出て、楽しむべきだな。俺たちのギグに来いよ。救われるぜ」。

カサビアンは現在、北米ツアー中。今月28日には、ロンドンのラウンドハウスで行なわれる<BBC Electric Proms>でオーケストラと共演する。

Ako Suzuki, London
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