ブリ夫のデビュー記念ライヴ、チケット売れずにキャンセル

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先月末にアルバム『Playing With Fire』をリリースし、ついにラッパー・デビューを果たしたケヴィン・フェダーラインだが、妻ブリトニー・スピアーズの応援もむなしく、ミュージシャンとしてはほろ苦いデビューとなったようだ。

ケヴィンはアルバムの発売にともなって、全米5ヶ所でのライヴを予定していたが、チケットの売れ行きが悪く、次々にキャンセルとなっている。すでに中止が発表されたのは、クリーヴランドとアトランティック・シティのハウス・オブ・ブルースで予定されていた2公演。また、ニューヨークのウェブスター・ホールで行なわれる予定の公演も、比較的低価格といえる20ドル(約2300円)のチケットが全く売れず、関係者は「キャンセルするしかないかも」とコメントしている。

これら有料のコンサートに先立って、ケヴィンは今週、ロサンゼルスで行なわれたハロウィン・カーニヴァルの無料イベントにゲストとして登場したが、ここでも客席からはブーイングの嵐で迎えられた。観客は彼が新曲「Privilege」を歌いだす前からヤジを飛ばしていたという。サプライズ・ゲストとしてブリトニーが登場するのではという噂が事前に流れていて、がっかりしたファンの怒りがケヴィンに向けられたらしい。ケヴィンはステージを降りると、すぐさま会場を後にして、妻の待つアルバム発売記念パーティーに向かったそうだ。

Eugene Fields
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