欧米を陶酔させるMONOが海外で活動する理由

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電気グルーヴ、少年ナイフ、ギターウルフ、Boom Boom Satellites、コーネリアス、POLYSICS、THE MAD CAPSULE MARKETS、PUFFY……。欧米でも高い評価を得ている日本人アーティストは大勢いるが、その逆に、日本では無名に近くとも“欧米では”評価されている日本人アーティストも数多くいる。MONO(モノ)もまた、そうしたアーティストの一組である。

クオリティの高いサウンド・ワークにより欧米のリスナーを陶酔させ、各国の大型フェスからも出演依頼が相次いでいるMONO。現在はヨーロッパ・ツアーを行なっており、そのロンドン公演を目撃したロンドン在住の日本人ライター/早乙女ドラミ嬢も現地の熱狂ぶりを目の当たりにし、日本の音楽シーンとの違いを肌で感じたとBARKSのブログに綴っている。そして、何が彼らを海外での活動に導いているのか、終演後のメンバーに直撃取材したところ、
「ライヴの善し悪しがダイレクトに伝わってくるんです」
と。さらに言葉は続き
「でも俺たちは“海外の客はいい”とか、 そういうつまらないことを言う最低なバンドにはなりたくないんだよ。 ただ、業界の仕組みやフェスで感じることが他国と違うだけなんだよね」。

国民性による音楽の嗜好性の違いはもちろんあるだろうが、それだけではない何かが変われば、音楽の国境はもっとなくなるに違いない。


▼「ドラミのロンドン留学道中日記」
https://www.barks.jp/users/user/?id=1000065761&m=archive&a=200611


■MONO オフィシャル・サイト
http://www.age.fm/~sound/mono/
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