ポーキュパイン・ツリー、初ワンマン来日のゲストにロバート・フリップが!

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15年のキャリアを誇り、欧米では絶対的な人気を誇るプログレッシブ・ヘヴィ・ロックバンド、ポーキュパイン・ツリー。今年7月にウドー・ミュージック・フェスティバルでその圧倒的なライヴを展開したことは記憶に新しいが、その彼ら初めてのワンマン来日公演が近づいている。この公演、なんと、あのキング・クリムゾンのロバート・フリップがソロ(エレクトリック)でサポート参加するというサプライズが用意されている。プログレ・ファンなら絶対に見逃せないライヴになるだろう。

そのポーキュパイン・ツリーを率いるVo/G担当のスティーヴン・ウィルソンに来日直前インタヴューを行った。期待を込めて読んでほしい。

──今回が2度目の来日となりますが、フルセットとしては初めての来日公演となるね。

スティーヴン・ウィルソン(以下スティーヴン):そうだね。今回は映像も持ち込むことで、より僕らのショウに相応しい雰囲気が出せると思うよ。ポーキュパイン・ツリー(以下PT)は昔からずっと音楽と映像とを融合させてきており、とても重要なんだ。あと暗さを保つためにもね。実は明るいところで演奏するのは苦手なんだ。

──アメリカ・ツアーはどうだった?

スティーヴン:素晴らしかったよ。アメリカでツアーをしたのは初めてだったんだけど、ほとんど毎晩のショウがソールドアウトだったんだ。そこで僕らは新曲だけで1時間くらいのショウをしたんだけど、ものすごく反応が良かったんだ。だから次のアルバムは今までで最高のものになると確信しているよ。僕らはちょうど新作のレコーディングを開始したところで、年内には終了させたいと思ってるよ。

──今回のショウではどのくらいプレイする予定? またそれはPTのベスト的な選曲になるのかな?

スティーヴン:おそらく1時間45分くらいのショウになると思うけど、決して“ベスト”という形ではないね。僕らはあまりそういったショウをしたいとは思わないんだ。だから日本盤が出ている2枚のアルバム(『デッドウィング』、『イン・アブセンティア』)やDVDに入っている曲を中心にしたセットリストになると思うよ。でも新曲も何曲か披露したいと思っている。

──今回の来日公演ではスペシャル・ゲストとしてロバート・フリップが一緒に来日するけど、実はロバートのソロ名義での来日というのはこれが初めて。彼のソロのショウはどのようなものなのかな?

スティーヴン:ロバート(ソロ)とはアメリカとイギリスを一緒にツアーしたんだ。彼のパフォーマンスはPTのショウへの本当に素晴らしい導入だね。僕らのショウがダイナミックでロック寄りなのに対して、ロバートのショウはまるでその空間と雰囲気自体を作り出しているみたいだ。彼のプレイは本当に神々しくて美しいよ。初めてのジャパン・ツアーを彼と一緒に行なえるなんて光栄だね。

──日本のファンへメッセージを。

スティーヴン:前回も観に来てくれた、または新しくファンになってくれた日本のみんなにあえるのが待ち遠しいよ。一緒にこの(僕らの)世界を共有しよう!!

●公演日程
11/27(月)名古屋 ダイアモンドホール
[問]キョードー東海 052-972-7466

11/28(火)大阪 Zepp Osaka
[問]キョードー大阪 06-6233-8888

11/29(水)東京 昭和女子大学人見記念講堂
[問]Creativeman 03-5466-0777
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