CMソングが話題の熊木杏里、新曲が映画『バッテリー』の主題歌に決定!

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資生堂のテレビCMソングに起用され、話題となった楽曲「新しい私になって」を、11月22日にリリースした熊木杏里。“ほんじつ私は ふられました”という強烈なひと言で始まる同曲は、失恋後の心境が淡々と綴られた歌詞と、彼女の朴訥とした歌い方で、多くの人のハートをキャッチしたようだ。

そんな注目の彼女が来年の2月21日にリリースする新曲「春の風」が、2007年3月より全国東宝系でロードショーの映画『バッテリー』の主題歌に決定! 同映画は、作家あさのあつこのベストセラー小説『バッテリー』が原作の映画で、主人公である“才能ゆえに誤解され、孤立してゆくピッチャー、巧”と、彼の相方ともいえるキャッチャー、部活の先輩、親、教師、学校など、彼を取り巻く人物や環境との関係を描いた作品となっている。高校の推薦枠のために野球部に所属し、生意気だと制裁を加える先輩や、野球を止めさせて、進学塾に行かせたい親達など、現在の中学生が抱えている問題を、浮き彫りにした内容だ。原作となっている小説は、現在5巻まで文庫化され、累計380万部を超える大ヒットとなっている。

主人公の巧役は、約3,000人の中からオーディションで選ばれた、新人・林遺都(はやしけんと)が務める。そのほか、天海祐希、岸谷五朗、菅原文太など、ベテラン俳優たちが脇を固めている。

主題歌となった彼女の楽曲について、同映画の監督を務めた滝田洋二郎氏は、“少年たちを素敵な詩とメロディー(歌声)で包みこんでくれました。きっと観終わった後、とてもほっとする映画になると思います”とコメント。熊木自身も、“好きで読んでいた『バッテリー』の主題歌を歌えるなんて、私はなんて幸せなんだろうと思います。映画のラッシュを見たあと、自然とこの歌が生まれました。映画と共に心に届いてくれることを願っています”とコメントしている。

同曲は3曲入りのシングルでリリースされる予定だが、カップリング曲はまだ未定。彼女の楽曲が、映画をどのように彩っているのか、気になるところだ。

映画『バッテリー』
2007/3/10(土)全国東宝系にてロードショー
監督:滝田洋二郎
出演:林遺都、山田健太、鎗田晟裕、蓮佛美沙子、天海祐希、岸谷五朗、菅原文太ほか

映画『バッテリー』公式サイト
http://www.bt-movie.jp/
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