'06年、オリコン洋楽年間ランキングが発表!

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'06年を締めくくるアルバム・ランキングが発表された。オリコンが集計した洋楽年間ヒットチャートによると、見事1位を獲得したのは、世界を席巻したジェイムス・ブラントをはじめ、カナダ出身のダニエル・パウター他らが参加する人気コンピ『Beautiful Songs~ココロ デ キク ウタ~』だった。同作はほかに、ケイティ・メルア(「ザ・クローゼスト・シング・トゥ・クレイジ」)やロブ・トーマス(「ホエン・ザ・ハートエイク・エンズ」)といったアーティストの楽曲も収録、また、オアシスの「ソングバード」、R.E.M.の「ナイトスウィミング」などの隠れた名曲も聴ける。オリコンによると、同アルバムは71万2,678枚を売り上げた。

2位がヨーロッパから日本、そして北米へとじわじわと火が点いたダニエル・パウターのセルフタイトル・アルバム『ダニエル・パウター』。中でも大ヒットソング「バッド・デイ~ついてない日の応援歌」は洋楽ファンならずとも耳にした人は多いはずだ。米国では、超人気オーディション番組『American Idol』のテーマとして話題になった。パウターはまた、'06年夏に<SUMMER SONIC 06>に出演している。『ダニエル・パウター』の推定累積売り上数は58万3,611枚となっている。

3位がエミネムの『カーテン・コール。~ザ・ヒッツ』だった。同作は「マイ・ネーム・イズ」「スタン」「ルーズ・ユアセルフ」「ウィザウト・ミー」他のヒットを収録。彼の相変わらずのお騒がせな話題と合わせ、進化を堪能できるベスト盤となっている。ボーナス・トラックとしてエルトン・ジョンとのデュエットも収められている。全米リリース時には、集計期間が短かったにもかかわらず、初登場3位を獲得した。

オリコン年間チャートの上位には他に、エンヤの『アマランタイン』(4位)、シングル「ダニー・カリフォルニア」が大ヒットしたレッド・ホット・チリ・ペッパーズの『ステイディアム・アーケイディアム』(5位)、サラ・ブライトマンの『輝けるディーヴァ ~ベスト・オブ・サラ・ブライトマン~』(6位)、ワールドツアーを敢行したマドンナの『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』(7位)、「ユア・ビューティフル」の大ヒットで世界を虜にしたジェイムス・ブラントの『バック・トゥ・ベッドラム』(8位)、ブラック・アイド・ピーズからソロデビューしたファーギーの『プリンセス・ファーギー:The Dutchess』、そしてデスティニーズ・チャイルドのベスト盤『デスティニーズ・チャイルド』(10位)がランクインした。

リストは30位までが発表されており、トップ10圏外では他に、ビヨンセの『B'DAY』(11位)、ニーヨの『イン・マイ・オウン・ワーズ(06.03)』(12位)、オアシスの『ストップ・ザ・クロックス』(15位)、ザ・ビートルズの『ラヴ』(17位)、エヴァネッセンスの『ザ・オープン・ドア』(20)といったアルバムが20位圏内に挙げられている。

注目作としては、25位にアークティック・モンキーズの『ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム,ザッツ・ホワット・アイム・ノット』が、30位に『ワッツ・アップ グレイテスト・ヒッツ4』がそれぞれランクインした。

T.Kimura

■オリコン 2006年洋楽ヒットチャート

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