潜入! 取材現場はこうなっている(2)──桜塚やっくんの場合

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前回の木村カエラに引き続き、今回もまた取材現場の裏側を紹介する。今回潜入したのは、年明け早々行なわれた桜塚やっくんの取材現場だ。1月31日にリリースされる1stアルバム『SAKURA 革命』について、動画インタヴューが行なわれた。記事の最後には、この取材を写真で見ることができるフォト・アルバムも用意しているので、お楽しみに!

今回連れてこられたのは青山にあるユニバーサル・ミュージック。映画に出てくるようなオシャレなビルだ。本日ここで取材を行なうのは、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの超売れっ子芸人、桜塚やっくん。ご存知のとおり、やっくんは今月末にいよいよ1stアルバム『SAKURA 革命』をリリースする。“桜塚やっくんの音楽活動を見逃すわけにはいかない”ということで、早速取材に赴いた。しかし、BARKS読者の皆さんは、

桜塚やっくん+BARKS=“無茶振り”

ということは、よくご存知のはず。今回も読者の皆さんの期待にお応えできるよう、やっくんを大いに困らせる企画を持参したのは言うまでもない。

やっくんの取材が行なわれたのは、最上階の応接室だ。セッティング完了後、スタッフに呼ばれたやっくんが「あけましておめでとうございます~」と言いながら登場。毎日多忙を極めている彼(彼女?)だが、それを微塵も感じさせないテンションだ。初めて取材現場に同行した私にも「あら、あんた初めて見る顔ね。よろしく!」と気さくに挨拶してくれた。これは嬉しい!

初めてやっくんに会って驚いたのは、その肌の美しさ。ツルツルなやっくんの肌は、私の周りにいる女性陣の誰よりも綺麗な“うるつやスキン”の持ち主だと、断言してもいいほど。

BARKSで行なうやっくんの取材は、毎回ムービー・カメラを回したままで行なう動画インタヴュー形式で行なわれる。今回の取材では、最初に“自分撮り”をやってもらおうということで、やっくんにカメラが渡された。「自分取り? いいわよ」と言いながらカメラを手にしたやっくんは、何やらたくらんでいるような気配。その瞬間、取材スタッフにカメラを向け出したやっくん。油断していたBARKSスタッフは、間抜け顔を撮られてしまった。

続いて、アルバム『SAKURA 革命』についてのインタヴューを開始。さすがお笑い芸人というべきか、言葉が次々と口を突いて出てくる。“この様子なら撮影もすんなり終了かな”と誰もが思っていたその時、これまで静かにやっくんの話を聞いていたインタヴュアーのS原(BARKSスタッフ)が、ニコリとひと言、

「アルバムをリリースできた今の心境を、得意のタップ・ダンスで表現してください。では、どうぞ!」

いきなりのことで思わず目が点になるやっくん。同時に周りのスタッフの時が止まる。“え?” 誰もがそう思った瞬間、「あんた何言ってるのよ!」と竹刀を激しく叩きつけてキレるやっくん! スケバン恐子怖い! しかし、ニコニコ顔で踊るのを待っているS原を見て、期待に応えるかのように、タップ・ダンスを披露してくれた。床はカーペットなので、タップ・ダンスがやり辛いのにも関わらず、だ。やっくんの芸人魂が、光るところだろう。

この質問に端を発して、その後はやっくんとBARKSで激しいバトルが勃発! モノマネをさせたり、あることをさせながらラップをさせたりと、おそらく今回は、今までで一番の無茶振りとなったのではないかというほど。そんな無茶振りの連続に、やっくんは果たしてどう切り返したのか? その様子はぜひ1月31日公開予定の特集で確認してほしい。

ところで、撮影の合間には、メイクさんがやっくんのメイクを直しに入る。やっくんは動きが激しいので(激しくさせているのはBARKSかもしれないが)、メイクや髪も乱れやすい。なので、自然とメイクさんが入る回数も多くなる。ヴィジュアルを大切にしているのがわかる場面だ。

今回は通常の動画インタヴューの他に、目玉企画として、通称“箱の中身はなんじゃろな?”が用意されていた。箱の中に入っているものを手で触って当ててもらうアレだ。箱を見たやっくんは「あたい、今までこれやったことなかったのよね!」とノリノリ。

セッティングの間、箱の中身がわからないように後ろを向いているやっくんを尻目に、「うわっ、それは…」とひそひそ声をあげるスタッフたち。バラエティーちっくな周りの反応に、やっくんもニヤリとする。撮影がスタートすると、BARKSへの対抗心からか、箱の中身を当てようと奮闘してくれた。

その後も、「痛ッ!!!」とやっくんが思わず叫び声をあげたものや、“絵的に大丈夫なのか?”というものまで、存分に触ってもらった。しかし、最後のブツを触ったときにとうとう、

「…ふざけんじゃないわよっ! これ、罰ゲームじゃない!」

と、怒り心頭に! そして、その怒りの矛先は、当然の如く我々スタッフ陣へ。

「あんたたち、これ食べな! まず最初は…そうね、あんた!」

と、なんと私がやっくんの最初の餌食になってしまった。カメラマン、マネージャー、ヘアメイクさんと、逃げ惑うスタッフたちを次々と餌食にしていったやっくんが最後に向かったのは、当然、いつも無理難題を押し付けるS原のところだ。ギャーギャー抵抗するS原との押し問答の末、問答無用でやっくんの勝利。BARKSがやっくんの返り討ちにあった瞬間だった。

そんなこんなで、すべての収録が終わると、続いてプレゼント用のサイン色紙を書いてもらう。カメラが回ってなくても、やっくんは、ダイエットの話や、他の取材でおもしろかった話などをして場を盛り上げてくれる。さらには、使ったテーブルを自ら拭いてくれたりと、片付けまで手伝ってくれることも。関東スケバン連合の総長にそんなことをさせてはなるまいと、「やらなくていいですよ」と言っても、自然体で手伝うことができてしまう人なのだ。

というわけで、BARKSと激しい抗争を繰り広げ続けている桜塚やっくんの取材は、今回も無事(?)終了。やっくんは、一度会っただけでも好感を持ってしまうほど、とても温かい人だった。これなら売れっ子なのも納得。

BARKSでは、今後の彼の活躍も、引き続き追っていく。


■桜塚やっくんのニューアルバム『SAKURA 革命』は1月31日リリース!詳細はこちら!
https://www.barks.jp/news/?id=1000029054

■取材中のやっくんの様子を大きな画像で! フォトアルバムはこちら!
https://www.barks.jp/feature/?id=1000029416
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