ジェームス・ブラウン、遺産相続問題が泥沼化!?

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ジェームス・ブラウンの未亡人であるトミー・レイ・ブラウン夫人が、ジェームス・ブラウンの遺産相続に関して裁判所へ異議申し立ての手続きを行なうと、AP通信が報じている。

ジェームス・ブラウンの亡くなった昨年12月25日以降、サウス・キャロライナ州ビーチ・アイランドにある自宅への侵入を拒まれ、さらに遺言執行人から遺産の相続権が無いとの宣告を受けていたトミー・レイ・ブラウン夫人であるが、遂に法的な反撃を開始した。トミー・レイ・ブラウン夫人の弁護士によると、この異議申し立ての中で、トミー・レイ・ブラウン夫人は自宅にある彼女とその息子の私物(家具、衣類、玩具など)の引き渡しと、さらにジェームス・ブラウンの遺産の半分を要求しているという。

既に報じられている通り、遺言執行人である弁護士によると、ジェームス・ブラウンの遺書はトミー・レイ・ブラウン夫人との結婚及び息子の誕生前に署名されており、さらにトミー・レイ・ブラウン夫人はジェームス・ブラウンとの結婚宣言を行なった時にはまだ別の男性と結婚中であったとして、ジェームス・ブラウンとの結婚は無効であり、相続権は無いと主張。しかし、トミー・レイ・ブラウン夫人はこの主張を真っ向から否定している。

また、今回の異議申し立てとは別に、先週、ジェーム・ブラウンの6人の子供達がジェームス・ブラウンの3人の資産管理人を解雇を求める訴えを、裁判所に対して行なった。遺族に対して既に遺言に基づいて遺産の相続が行なわれているが、訴えを起こした子供達は今の状態ではジェームス・ブラウンの資産が「紛失あるいは盗難の危険にさらされている」と主張している。

未亡人及び6人の子供、いずれもあとは裁判所の判断を待つのみであるが、ジェームス・ブラウンの偉大な栄光をこれ以上汚さないためにも、速やかな解決を望みたい。

K.Omae, LA
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