オアシスのノエル・ギャラガーが、今年のブリット・アワーズで受賞する功労賞について語った。もちろんノエルのこと、素直に喜びを示したわけではない。アカデミー賞と違い、受賞したからといって出演料が一気に跳ね上がるわけではないアワーズは「まったくもって意味がない」そうだ。

ノエルは『Telegraph』紙のインタヴューでこう語っている。「意味ないね。オスカー貰うのとはわけが違うんだよ。次の映画で4,000万ドルの出演料が請求できるわけじゃないだろ。オアシスのコンサート・チケットは高騰しない。ま、それもいいアイディアだけどな」

意味がないが、どうせ貰うならまだ「30代でイケてる時期」にしておいたほうがいいと思ったそうだ。「毎年(功労賞をもらってくれと)頼まれてたんだよ。で、“30代のいま、もらっとくか? それともピンク・フロイドみたいになるまで待つべきか?”って考えたんだ。去年はシングルが2枚、No.1になってる。まだ若い奴らに負けてないだろ。俺たち、まだイケてるぜ」

ノエルはまた、このインタヴューでレディオヘッドのトム・ヨークやU2のボノについて皮肉った。「トム・ヨークは“これは困った”とかピアノの前で30分も歌ってやがんだろ。俺たちみんなわかってんだよ、ヨークさん。ニュースのことなんか歌うな。あいつがどれだけ“僕らはみんな終わりだ”とかのらりくらりしてようが、最終的にみんなが聴きたいのは“Creep”なんだよ。いい加減にあきらめろよ」

「U2も同じだ。“One”をプレイしろ。アフリカのことなんか黙ってろ!」

相変わらずの毒舌。口の悪いミュージシャンは数多いが、彼の右に出るものはいないはず。ギャラガー兄弟なくして、UKのミュージック・シーンは語れない。本当にいろいろな意味で“貢献”しているバンドだ。

Ako Suzuki, London