アレげなカノジョを持ってるカレシにおすすめ新gigabeat

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東芝の新gigabeatが、なかなか面白い売り出し方をしている。製品はもちろんのこと、その売り方にも注目してほしい。

東芝は携帯オーディオプレイヤー「gigabeat」の新ラインナップ「gigabeat U」シリーズを発表した。今回登場した新モデルは1Gバイトの「gigabeat U101」と2Gバイトモデル「gigabeat U201」のフラッシュメモリタイプ2モデル。

特徴は「DCTSC-Delta-Sigma1ビットDAC方式」を世界で初めて採用した同社製サウンドプロセッサーを搭載している、という点。言葉の意味はよくわからないかもしれないが、要は音楽信号の劣化が従来より少なく、低音域から高音域まで原音に忠実なサウンドを再生できるという。

プレスリリースでは、さらに次の特徴についてこうタイトル付けられている。

<ペアで楽しめるFMトランスミッター&FMチューナー>

本製品には、FMの電波を飛ばす「FMトランスミッター」と、おなじみのFM電波を受ける「FMチューナー(いわゆるFMラジオ)」が内蔵されており、たとえば恋人同士で1台ずつ購入すると、カノジョが聴いている音楽をFMトランスミッターで飛ばして、カレシはFMチューナー経由でその曲を聴く、なんてことができるわけだ。

FMトランスミッターを搭載したプレイヤーやFMチューナーを内蔵したプレイヤーは多い中、本製品は両方を搭載することで、1つの曲をふたりで、もしくはそれ以上で分け合って聴くことを可能にした。誰もが思いつくようで思いつかなかったこの使い方を提案してきた点は注目したいところだ(なお方法は異なるが、マイクロソフトの携帯オーディオプレイヤー「Zune」も音楽の共有を売りにしている)。

そのほかには、10分の充電で約3時間の連続再生が可能だったり、パソコンを介さずに本体に曲を取り込めるダイレクトエンコーディング機能。さらに取り込む際には曲間で自動でファイルを分割するオートシンク機能などを備える。

本体サイズは、縦と横の長さはiPod nanoよりも小さい。厚みはiPod nanoより4~5mm大きい程度。カラーは、U101がオレンジ、ホワイト、ブルーの3色。U201はオレンジとホワイトの2色展開だ。価格はU101が13,800円前後でU201が16,800円前後となっている。

「○君は私とおんなじ曲聴いて、おんなじ時間を共有してないとやーなの!」
とか言いだす、ちょっと“アレげなカノジョ”がいるカレシは、もうこれでステレオイヤフォンをひとつずつ互いの耳に入れて同じ曲を聴かなくて済むことだろう! (にしても、そんなことしてふたりで同じ曲聴いているカップルもどうか、とは思うが…まぁ、当人同士がそれで幸せなら何も言うまい。もちろん、“アレげなカレシ”がいるカノジョにもオススメだ)

■ gigabeat Uシリーズの詳細はこちら!
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