性能はiPod nano以上! サムスンの新オーディオプレイヤー「YP-T9」

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日本サムスンから、新しい携帯オーディオプレイヤー「YP-T9」が登場した。今度は───ワイヤレスだ。

“俺は人とは違ったものを持ちたいんだ!”というロックな奴らか、もしくは“今度はぜひ日本で東方神起をCMキャラクターに!”という熱意ある東方神起ファンにオススメな日本サムスンのプレイヤー。今回の「YP-T9」は、さらに、“サイバーな生き方がしたい”という近未来に生きたい人にも適した製品となっている。

特徴は、Bluetoothを内蔵している点。Bluetooth対応ヘッドフォンと一緒に利用することで、我々は“ヘッドフォンのケーブル”という呪縛から解放されることになる。どういうことかというと、Bluetooth(という通信規格)を使って、本体から音を電波でヘッドフォンに直接飛ばすことで、首周りのヘッドフォンケーブルが邪魔になったり、もしくはケーブルがふいに引っ掛けたりしてヘッドフォンを壊してしまう可能性を軽減できるわけだ(もちろん前提条件として、Bluetoothヘッドフォンを購入すれば、だが)。

さらに、自分のケータイがBluetoothに対応しているならば、それぞれリンクさせて使うことも可能。たとえば、マイク付きのBluetoothヘッドフォンを使っているのならば、いちいちヘッドフォンを外すことなく電話に出ることができたり、また着信があった番号に「YP-T9」を使って電話をかけなおすことも行なえる。もちろん、パソコンがBluetooth対応なら、接続ケーブルなしでファイルを転送したり、オーディオがBluetooth対応なら、「YP-T9」内の音楽をワイヤレスでオーディオから鳴らす、なんてことも可能だ。

ほら、なんて近未来チック!

本体サイズは幅42.6mm×高さ83mm×厚さ11mm。中でも同社では、ポケットなどに入れる際に重要となる厚さが11mmでスリムボディーだと謳っている。しかし、実はほぼ同型のiPod nanoは厚さ6.5mm。その差4.5mmをどうとらえるかはユーザーの判断に任せるが、実際に6.5mmと11mmを定規で測って、ポケットに入れた時を想像してみるといいかもしれない。

液晶サイズは1.8インチで音楽やJPEGだけでなく、動画再生も可能。ボイスレコーディング機能やFMチューナーも備え、さらに連続利用時間は約30時間となっている。また、対応音声ファイルはMP3/WMA/OGGなどで、メモリーの容量は4Gバイトだ。ざっとスペックを並べる限りでは、iPod nano以上の性能を備えていることがわかる。

価格は25,800円で、販売は4月上旬を予定する。現在、同社のダイレクトショップで予約を受け付けている。
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