ケリーのソロ・アルバム、全トラックが女性の名前

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ステレオフォニックスのケリー・ジョーンズのソロ・デビュー・アルバム『Only The Names Have Been Changed』は、全トラックのタイトルに女性の名前がついている。ジョーンズが恋多き男なのかは不明だが、ちょっと意味深なタイトルだ。

収録される10曲のタイトルは「Suzy」「Rosie」「Liberty」「Katie」「Violet」「Jayne」「Misty」「Emily」「Jean」「Summer」。「この10人の女性は架空なのか実在するのか?」という『The Sun』からの質問にジョーンズはこう答えている。「両方だよ。実際の出来事をもとに大げさにしている部分もあるけど、どのストーリーにも真実の要素は入ってる」ちなみに彼のお気に入りは「Suzy」だそうだ。

曲の制作、レコーディングはとても自然な形で進んだそうだ。「自然発生ってひと言につきるな。レコーディングに2回以上かかった曲はなかったはずだ。じっくり考えたとこはなかったな。スタジオ入って、紙になぐり書きして、歌う、これだけさ」

すでにステレオフォニックスのニュー・アルバム制作にとりかかっているジョーンズは、この時期にソロ・アルバムを発表することを決めた理由をこう説明している。「B面にするとか無駄にするより、ファンのためにリリースしたかったんだ」

『Only The Names Have Been Changed』は3月26日リリース(英国発売)。ジョーンズは現在、キーボードとギター、チェロ奏者をバックにUK各地でアコースティック・ギグを行なっている。

Ako Suzuki, London
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