ダブリンの教会、U2の曲で礼拝を

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ダブリンにある教会Anlican St George and St Thomas's Churchが、U2の音楽をもとにした礼拝を開き、150人ほどの信者が聖歌の代わりに「I Still Haven't Found What I'm Looking For」や「One」などのトラックを歌ったという。

このU2とEucharist(カトリックのミサ)を組み合わせたU2charistと呼ばれる組織は、'04年にアメリカのバルティモアで誕生。これまでにアメリカやオーストラリア、ニュージーランド、英国などで礼拝を行なってきた。

組織のまとめ役グレッグ・フロムホルツ氏は、U2のミュージックにはスピリチュアル・メッセージが込められていると話している。「U2の音楽にはクリスチャンのメッセージが込められている。彼らは常に探求している。常に外を見ている。常に自分たちを超えた何かを捜し求めている、我々はみな、密接な触れ合いを求めているのだと思う。彼らの書く曲はそれを強調しており、歌いやすい」

フロムホルツ氏は、ダブリンで行なわれた礼拝はいつも以上にU2がフィーチャーされていたと続けている。普段は、彼らのトラックをサウンドトラックとして使用するだけだが、今回の礼拝ではコンサート・スタイルのライトやビデオ・スクリーン、ドライ・アイスが用意されたという。「熱狂的。バンドのイメージを強調し過ぎた」という彼だが、「若い人に訴えることができた」とも満足している。

Ako Suzuki, London
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