N.C機能を本体内蔵! 浜崎あゆみも納得のオーディオプレイヤー「D-snap」新機種

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D-snapといえば、浜崎あゆみのカッコイイ姿と最新曲が流れるCMが強烈なインパクトを与えていたパナソニックの携帯オーディオプレイヤー。iPodなどとはことなり、記憶メディアにSDメモリーカードを採用して、ユーザーの必要容量と予算に合わせて容量を増やしたり、減らしたり、はたまたアーティストごとにSDメモリーカードを分けて使うといったことができる。

そんなD-snapに新モデルが追加されることになった。新しいモデル「SV-SD850N」、これがちょっといい感じなので、紹介しよう。

最大にして最高のポイントはノイズキャンセリング機能(以下、N.C)。これまでN.C機能を備えたヘッドフォンなどは多数あったが、今回の新機種では、同機能をヘッドフォンではなく、プレイヤー本体に内蔵している。これが何を意味するのか? N.Cヘッドフォンを使っているユーザーはわかるだろうが、N.Cヘッドフォンは電池を使うため、電池ユニットがヘッドフォンケーブルの途中であったり、ヘッドフォンのハウジング部に用意されていたりする。これがなくなるわけだ! なくなることによって、どのようなことが起こるか。それは自分の身体で製品を触って、体験してほしい(断線しにくくなったり、肩が凝りにくくなるはず!)。

一方で気になるのがバッテリーだ。N.C機能のぶんだけ本体の消費電力が増えるはず。しかし、再生時間は連続で約60時間と問題ない(N.C機能オンの状態)。また、N.C機能をオフにすると、連続再生時間は約80時間。往復2.5時間の通勤通学をしていたとしても、約1ヶ月充電不要というのは心強い限り。また、約3分の充電で連続約3.5時間再生可能と、急なバッテリー切れにも十分に対応できる。

本体のデザインは、第1世代のiPod nanoと同じような平べったい形。前モデルよりもさらにデザインがシンプルになったおかげで、洗練された印象。色はレッド、ホワイト、ブラック、ブルー、ブラウンの5色を用意。FMチューナーも内蔵しており、ラジオも楽しめる。対応ファイルはMP3/WMA/AACで、iTunesで変換したAACファイルも再生可能だが、iTunes Storeで購入したAACファイルは再生不可。MP3などの音声ファイルでサイズを小さくするために省かれる高域を補完する「広帯域リ.マスター」機能やデジタルアンプを採用することで高音質化を図っている。

価格は、実売で2万円前後。1GバイトのSDメモリーカードが付属している。

なお、先に挙げたN.C機能だが、これを利用するには付属の専用ヘッドフォンが必須なので、事実上、自分の好みのヘッドフォンでノイズキャンセリングができるようになるわけではないことを付け加えておく。


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