ベイビー・シャンブルズ、赤字

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アルバム『Down In Albion』が10万枚以上のセールスを上げ、ツアーに忙しかったベイビー・シャンブルズだが、昨年度('06年の4月まで)の会計では2万ポンド(約460万円)の赤字を出したそうだ。

『Daily Mirror』紙によると、バンドの会社Babyshambles Touringは昨年、2万1,731ポンドの赤字。もう1つの会社Babyshambles Limitedには利益があったそうだが、1,910ポンド(約43万円)だけだったという。関係者は「あんなにギグをやってたのに信じられない。でも、それがピートだ。あんなに才能がある奴が、金を作れないなんてもったいない話だよ。どうせドラッグに使ってしまったんだろうけど。ピートは金の使い方を知らないからな。欲しいと思ったら我慢できないんだよ」と同紙に話している。

ピート本人がお財布の紐を握っているわけではないだろうが、ドラック問題に関係する保釈金や弁護士費用で出費がかさ張ったとのは確かかもしれない。しかし、その手の支出はもうないはず。そして、Parlophoneと大型契約を結び、秋にはアリーナ・ツアーが控えている彼ら。来年いまごろの決算期には“ウハハ”状態かもしれない。

ピートは水曜日(4月18日)、リハビリ経過を見直すためテムズ下級判事裁判所へ出廷。dotmusicによると、彼はそこで「親しい人たちに“もう、たくさん”という思いをさせてしまいました。ドラッグを取るか、彼らを取るかせまられました。この数週間で大きな変化がありました」と語ったという。判事は彼の前向きな態度に満足したといわれている。

Ako Suzuki, London
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