ゴリラズ、映画制作を最後に活動終了?

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デーモン・アルバーン率いるカートゥーン・バンド、ゴリラズが、映画制作を最後に活動を終えるようだ。1年前にもゴリラズ・リタイア宣言と思しき発言をしていたデーモン。次から次へと新しいプロジェクトを誕生させている彼は、すでにゴリラズというポップ・プロジェクトへの興味が失せてしまったのかもしれない。

Radio 2の『Steve Wright Afternoon Show』に出演し、ゴリラズの活動について問われたデーモンはこう答えている。「次は映画を作ろうと思ってる。出来れば9月スタートだ。映画のサントラになる。もうポップ・アルバムはないよ」

その後「何故、ポップ・アルバムは作らないのか?」との質問に「わからない」とだけ答え、司会者から「そんな簡潔な回答はしないでくれ」と苦笑されたデーモン。次に「ブラーはどうなってるんだ? まだ一緒にやってるのか? どうせ“わからない”って答えるんだろ?」と突っ込まれると、「ほんとにわかんない。多分、まだ俺たち一緒だと思うよ。でも、本当にそうかどうかは、わからない」との謎めいた発言ではぐらかした。

数ヶ月前の報道では、グレアム・コクソンが復帰し、2月末から新作のレコーディングを始めるらしいとの説が有力だったが、ブラーの活動はまだスタートしていないようだ。

また、NME.COMによると、ゴリラズの映画とは『未来世紀ブラジル』や『12モンキーズ』で知られるテリー・ギリアムが監督。ややこしい話ではあるが、ザ・ゴリラズのキャラクターがそのままのキャラでフィーチャーされるのではなく、何か別の役を演じるらしい。

Ako Suzuki, London
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