The View、無名バンドに力を貸す

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ベイビー・シャンブルズのピート・ドハーティにデモ・テープを渡したことでブレイクするきっかけを掴んだThe View。今度は、そのきっかけを与えるほうに回った。

先週金曜日(4月20日)のノリッジ公演でサポートを務めることになっていたザ・ホラーズがドタキャン。The Viewは急きょ、無名の新人バンドを代役に立てることを決め、会場であるUniversity of East Angliaの前に停めたツアー・バスへデモを持ち込むよう呼びかけていた。

BBCオンラインによると、ギグ数時間前の短い告知にも関わらず、50以上ものデモが持ち込まれたという。彼らはその中から、地元で活動するMonroesというバンドを選択。学生3人のアマチュア・バンドがザ・ホラーズの代役を務めることになった。

予め計画されていたことではなく必要に迫られ上の決断だったが、The Viewはいいアイディアを思いついたと満足しているようだ。ギタリストのピーターは、BBCにこう話している。「(無名のバンドに)チャンスを与えるっていうのはいいアイディアだって思ったんだ。だって俺たちも、ピートのツアー・バスのドアをノックしたことで、彼からチャンスをもらえたんだ。恩返しみたいなもんだよ」彼らはこの先も機会があれば、無名のバンドを積極的に取り上げていきたいと続けている。「バンドにチャンスを与えるのはいいことだよ。(サポートのラインナップには)いつだって、そういうバンドを加えるスペースはあるんだから」

マネージャーのグラント・ディクソンは、持ち込まれたデモの数々に「感動した」と話している。「いいバンドがいっぱいいる。驚いたよ」

選ばれたMonroesのメンバーは、ギグの前「緊張してるけど、エキサイティング」とBBCに話している。彼らのサウンドは「スカとレゲエの影響を受けたインディ・ニュー・ウェーヴ」だという。

Ako Suzuki, London
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