ドコモ新機種「904i」シリーズは定額音楽配信＆WMA対応！

NTTドコモが新機種「904i」シリーズを発表した。今回のモデル、大きなトピックは、全機種が定額音楽配信＆WMAファイルの再生をサポートしたことだ。

特にWMAをサポートしたのはかなりの注目点といえるだろう。これまで、着うたフル（R）の対応形式は、ケータイ独自のファイル形式だったため、自分の手元にある曲でも、ケータイで音楽を聴きたい場合、ファイルを購入しなおす必要があった。今回、Windows Media Playerの標準フォーマットであるWMAに全機種対応したことで、自分の手元にあるCDをリッピングして、それこそiPodのような感覚で持ち歩くことができるのだ（なお、既存機種では「P903iX HIGH-SPEED」がWMAに対応していた）。

もうひとつの目玉「うた・ホーダイ」は、今や廃れた感のある「テレホーダイ」によく似た響きの名称だが、その内容自体はまだまだこれから伸びるであろう定額音楽配信サービス。対応のサイトにマイメニュー登録をすることにより、定額で楽曲を好きなだけダウンロードできるというもの。同サービスは、対応機種発売と同時のサービスインを予定している。

そのほかにも、１台の携帯電話で２台分の機能を使い分けできる「2in1（ツーインワン）」に全機種対応。一部機種は、ケータイを“振る”“傾ける”など、wiiのコントローラーのような操作で遊べる「直感ゲーム」にも対応した。

なお、今回リリースされたモデルは、次の５機種。

■ D904i（三菱電機製/５～６月発売予定）