クーパー・テンプル・クロース、解散

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ザ・クーパー・テンプル・クロースが、解散を発表した。先週、ギタリストのダニエル・フィッシャーがバンド脱退を表明したことで、他のメンバーは解散を決心したという。

フィッシャーはバンドのオフィシャル・サイトcoopertempleclause.co.ukに“GOODBYE”と題した声明を発表した。「ザ・クーパー・テンプル・クロースが解散を決めたのを発表しなくてはならないのは、悲しいし気が重い。先週、僕は残りのメンバーにバンドを辞めたいと伝えた。みんなが理解してくれることを願うが、こんなに難しい決断はこれまで下したことがなかった」「それでもなお、僕はこうしなくてならないと思ったんだ。みんなをガッカリさせてしまったことには、心の底から謝るしかない」

「この決定により、他のメンバーはバンドを解散し、それぞれの別の道を歩むことを決定した」「みんなのサポート、愛には感謝している。バンドは、ショウを見に来てくれたりアルバムを買ってくれ、僕たちは1人じゃないって実感させてくれるファンなしには成り立たない」「同志たち、勇気を持って先に進んでくれ。自分のままでいることを恐れるな。常識なんか無視して、自分の本心が望むことに耳をかたむけてくれ。自分のやり方で進んで欲しい。俺たちは、たくさんのアルバムを作った。たくさんのショウをやった。そして、俺たちの人生を変えてくれたたくさんの人々に出会った。みんなのことを愛してる」

1月に3rdアルバム『Make This Your Own』をリリースし、つい数週間前に来日公演を終えたばかりだっただけに、この突然の解散宣言にとまどう人も多いことだろう。バンドは5月23日、先のUKツアーで延期されたポーツマスの振り替え公演を予定している。現在のところ、このスケジュールへの言及はなく、もし予定通り行なわれるのであれば、これがクーパー・テンプル・クロース最後のギグとなる。

Ako Suzuki, London
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