プリンス、最後の(?)ロンドン大公演

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プリンスがこの夏、ロンドンで21公演を行なうことが明らかになった。彼はこれを最後にしばらく音楽界から離れ、聖書の勉強を始めるともいわれている。

Billboard.comによると、コンサートを主催するPR会社Outside Organizationは「プリンスが、グレーテスト・ヒッツをパフォーマンスするのはこれが最後」との声明を発表したという。プリンス本人は引退という言葉は口にしなかったものの、公演の後、長い休みに入ると話している。

プリンスがこの夏、UKおよびヨーロッパでプレイするのは、このロンドン公演のみ。彼は「ロンドンが大好きなんだ。これまで何度も、ここで素晴らしいショウをやってきた」と話している。

コンサート・チケットの価格は、この手の大物アーティストにはめずらしく31.21ポンド(約7200円)と低め。中途半端な価格だが、これは彼の最新アルバム『3121』('06年)にちなんでつけられたという。プリンスは、長期公演と低格なチケットを決めた理由をこう説明している。「この前パフォーマンスしたとき('02年)、見れなかった人がたくさんいた。今回は誰にでも無理のない値段にしたかったんだ」さらに太っ腹なことに、チケットには、無料でニュー・アルバムもついてくるという(送料別)。

現在決まっている日程は、8月1,3,4,7,10,11,14日(O2アリーナ/2万人収容)。そのほかの14公演も、間もなく発表される見込み。この中には、クラブでのシークレット・ギグもあるという。

プリンスはこのコンサートの後「旅に出て聖書の勉強を始めるつもり」だと話している。

Ako Suzuki, London
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