K・チーフス、「マッカートニーこそ、英国一の偉人」

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ITV1が来週、(生存する)英国一の偉大な人物を決める特番『Greatest Britons 2007』を放送する。最終候補に挙がっているのは、『Sound Of Music』でお馴染みのジュリー・アンドリュース、ポール・マッカートニー、ロビー・ウィリアムス、マーガレット・サッチャー元首相、英女王の5名。英国一の偉人は、この中から番組放送中の視聴者投票によって決まる。

『The Sun』紙では今週、候補者の特集を組んでいるが、カイザー・チーフスのフロントマン、リッキー・ウィルソンがマッカートニーを推薦する記事を書いた。「マッカートニーこそが偉人、彼に投票しよう」と訴えるウィルソンは、「知らない人がいるといけないので、ポール・マッカートニーという人物は、リバプール出身のビートルズというバンドでプレイしていた」と書き出している。「彼らはポップ・ミュージックの在り方を変え、世界で最も有名な曲のいくつかを作り、その時代の若者にバンドを組んで音楽を作るようインスパイアした。ポール・マッカートニーはその後も、ウィングスにしろソロにしろ、素晴らしい音楽を作り続けている。彼と比べたら、候補に挙がってるほかのミュージシャンなんて冗談でしかない」

「そして彼は、音楽以外のところでも偉大な功績を成し遂げている。動物保護や地雷反対運動、貧困撲滅キャンペーンを支援、それにライヴ・エイド、バンド・エイド、本当にいろいろなことをやっている。彼のやることはすべて純粋なもので、人気やお金のためじゃない。音楽を作り続けるのは、契約を満たすためでもなければ、まだ自分が1番だと証明したいからでもない。ただ、やりたいからやってるんだ、それが、いつだって最高の動機だ」

『Greatest Britons 2007』は、来週月曜日(5月21日)の午後9時から生放送される。上記の5名が候補に挙がっている“大偉人”部門のほか、映画、テレビ、アート、事業、スポーツ、ファッションなどのカテゴリーで偉業を成し遂げた人たちも発表される。

Ako Suzuki, London
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