ドリカム、「未来予想図」「未来予想図II」をリメイク

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DREAMS COME TRUEの楽曲「未来予想図」「未来予想図II」をモチーフにした映画『未来予想図』の製作記者会見が29日、行なわれた。会見には主演を務める松下奈緒、オーディションを勝ち抜き相手役に決定した竹財輝之助のほか、原田泰造(ネプチューン)、西田尚美、加藤雅也、石黒賢、松坂慶子の主要キャストが登場した。

映画では、ヒロインの宮本さやか(松下奈緒)の恋愛を軸に、倦怠期のカップルや親子の絆が描かれている。相手役のオーディションを勝ち抜いてきた竹財輝之助は、2004年に『仮面ライダー剣(ブレイド)』で俳優デビューを果たした、身長181cmのさわやかなイケメン。身長174cmの長身美人な松下との釣り合いもバッチリだ。

本作で10代から30代までを演じるという松下は、映画への意気込みを訊かれると、“10代を演じるときは、竹財さん演じる慶太くんとの甘酸っぱい恋を、かわいらしく見えるようにと心がけています。女性として恋や仕事で悩む部分は、繊細に表現したいというのを頭において演じています”とコメント。竹財は、“慶太が建築家になりたいという夢を追いかけている姿、キラキラしている部分をうまく出せたらと思って演じています”と話した。

また、「ア・イ・シ・テ・ル」のサインの撮影については、“ブレーキランプ5回点滅の撮影は、本当に胸がキュンとしました”と話す松下に対し、竹財は“緊張しました…。言葉で伝える方が楽だと思いました”と話した。しかし、「未来予想図」の楽曲にまつわる思い出について訊かれると、“学生時代にグループ交際をしていて、女の子がよくカラオケで歌ってくれた”というエピソードを披露。共演者に冷やかされて、テレ笑いを浮かべる場面もあった。

会見では、「未来予想図」「未来予想図II」が映画のためにリメイクされることも発表され、DREAMS COME TRUEからのコメント映像も流れた。コメント映像で、ドリカムのメンバーの吉田美和と中村正人は、それぞれ以下のようにコメントしている。

“(この曲が)映画化されるなんて思ってもいなかった。歌の世界に住んでいたカップルが、実態を持って多くの人に観てもらえるなんてすごい”(吉田)

“(楽曲のリメイクを)やっていくうちに、僕らなりの今の「未来予想図」と「未来予想図II」ができるなという手ごたえを感じ、ミックスが終わったときは達成感があった”(中村)

映画は、10月6日より全国ロードショー。

映画『未来予想図』公式サイト
http://www.miraiyosouzu.jp/
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