iTunesがDRMフリーへ! 「iTunes 7.2」&「iTunes Plus」

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iTunesがさらにバージョンを上げた。新しい「iTunes 7.2」の最大の特徴は、なかなか普及しないWindows Vistaに対応した(正しくは“Vistaとの互換性がある”という表現)…ということではなく、著作権管理機能(DRM)フリー楽曲への対応だ。



以前、EMIの楽曲がDRMフリーで配信されるというニュースを取り上げた。この配信が、iTunes内にある「iTunes Plus」で開始される。なお、「iTunes Plus」へのアクセスは、iTunes 7.2が必須となる。

「iTunes Plus」の特徴は、ビットレートが256kbpsのDRMフリー楽曲を配信するということ。初期段階では、コールドプレイ、ザ・ローリングストーンズ、ノラ・ジョーンズ、フランク・シナトラ、ジョス・ストーン、ピンク・フロイド、ジョン・コルトレーンのシングルおよびアルバムに加え、ポール・マッカートニーの名作アルバムが用意されている。さらに日本版を確認したところ、宇多田ヒカルやRADWIMPSの配信も始まっているようだ。価格は1曲200円 or 270円。これまでにiTunes Storeで上記アーティストの配信楽曲を購入し、DRMフリーで高音質なファイルがほしいという人には、1曲あたり50円 or 70円でDRMフリーの高音質版にアップグレードすることができる(※ とはいえ、一部情報によると、DRMフリーだからといって悪いことしようとしても、誰が購入したかわかってしまう情報がファイルに埋め込まれているらしい)。

なお、DRMつきの音楽ファイルは従来どおりiTunes Storeで提供される。

またiTunesでは、スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校、デューク大学、マサチューセッツ工科大学といった米国内の著名大学から提供される教育課程の講義、語学の授業、研究デモ、スポーツの名場面、キャンパスツアーといったコンテンツを無料で配信する「iTunes U」も同日開始した。


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