ジャーヴィス、30年ぶりに実父と再会したものの

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ジャーヴィス・コッカーは、30年ぶりに実父に会ったものの、感動の親子再会にはならなかったと明かしている。ジャーヴィスは、彼が7歳のときに家を出たという父親を探し出し、妹と一緒にオーストラリアまで出向いたそうだ。

彼は、数年前の出来事を『Radio Times』誌でこう思い返している。「これが『イーストエンダーズ』(英国で人気のドラマ)なら、俺たち、涙流して、どれだけ愛してるなんてことを語り合ってたんだろうよ。実際は、生物学的には関係があるんだろけど、あかの他人に会ってるようなもんだった。俺たちは、父と子の関係を築いてなかったからな」

「彼(父親)の人物像をずっと頭の中で描いてきた。で、現実に直面したんだ。困難だった」

俳優/DJだったという父親、マック・コッカーは、オーストラリアへ移住し、ジョー・コッカーの弟だと名乗っていたといわれている。また、息子が成功したのを知っていながらも、自分からは連絡してこなかったそうだ。

ジャーヴィスは、自分は4歳になる息子に対し同じ間違いを起こしたくないと続けている。「子供を持つのは、社会の一員になったことを実感させてくれる。そして俺は、センチメンタルな傾向を増長したよ」

彼は現在、息子と奥さんと一緒にパリに住んでいる。

Ako Suzuki, London
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