ドリカム、映画『きみにしか聞こえない』試写会で生ライヴ

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6月16日から全国公開される映画『きみにしか聞こえない』のプレミア試写会が14日、東京厚生年金会館で行なわれ、荻島達也監督、主演の成海璃子、小出恵介、そして主題歌を担当したDREAMS COME TRUEが舞台挨拶を行なった。(舞台挨拶の写真はこちら

試写会は、いきなりDREAMS COME TRUEの生演奏で幕を開けた。思いも寄らないドリカムの生ライヴに、会場に集まった観客も大喜び。この映画の主題歌であり、6月13日にリリースされたばかりの新曲「きみにしか聞こえない」を、しっとりとやさしく歌い上げる吉田美和(Vo)のしなやかな歌声に、会場は酔いしれた。(ドリカムの写真はこちら

演奏終了後、観客の盛大な拍手と歓声に迎えられながら、荻島監督、成海、小出と共に、再びドリカムの2人も舞台に登場。ドリカムの生ライヴの感想を訊かれた成海と小出は、“演奏を聴いて、涙が出そうになりました。撮影中もずっと曲を聴いて、イメージを浮かべながら演技をしました”(成海)、“鳥肌が立ちました。こんなのは初めてです”(小出)と絶賛した。

今回の楽曲制作について訊かれたドリカムの吉田は、“彼女の心の動きを表現して欲しいと言われていたので……”とまで語ると、言葉に詰まったのか、中村正人(Ba)へバトンタッチ。すかさず中村は、“2人の演技と心の動きを細かく表現しようと意識して作りました”とフォローし、ここでも息の合ったところを見せた。

続いて映画の感想を訊かれると、“すごくきれいで静かなんだけど、そこに流れている何かを欲している気持ちが、とにかくきれいで、きれいで…”と、またも収集がつかなくなった吉田に、中村が“吉田さん、大丈夫ですか?(笑)”と鋭い突っ込みを入れ、会場が笑いに包まれる場面もあった。

映画について主演の2人は、“この作品で、自分の気持ちを言葉にすることと、相手の気持ちを考えることの大切さを感じてほしい”(成海)、“自分にも、言葉の大切さやひとつひとつ考えながら言うという感覚が芽生えた。この映画を観たら、言葉に対する考えが変わるんじゃないでしょうか”(小出)とアピールした。

映画は、“電話”をキーワードに繰り広げられるラブストーリー。本作に絡めて携帯についての質問をされた小出は、“最近携帯が鳴らないのが悩み。あまり自分からも掛けないけど、掛かってこないとこないでさみしい”とポツリ。記者から、“(昨年熱愛が報じられた)噂の相手からは?”と訊かれると、“はい、えっ? まあ…”とはぐらかした。

映画『きみにしか聞こえない』は、6月16日(土)より池袋シネマサンシャインほか全国ロードショー。

■映画『きみにしか聞こえない』プレミア試写会【フォト・アルバム】

◆リリース情報
ニュー・シングル「きみにしか聞こえない」
【2007年夏期限定盤】(CD+DVD)UPCH-89005 ¥1,500(tax in)
【通常盤】(CD)UPCH-80023 ¥1,100(tax in)
2007年6月13日発売

映画『きみにしか聞こえない』公式サイト
http://www.kimikoe.jp/

DREAMS COME TRUE オフィシャル・サイト
http://www.dctgarden.com/
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