GRAPEVINE、これぞまさしく決定版ライヴDVD

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去る6月2日に新木場スタジオコーストで行なわれた、GRAPEVINE tour 2007「ママとマスター」最終日公演。その様子を収録したDVD作品が、約2カ月後の8月8日発売という、興奮冷めやらぬスピード制作でリリースされる事が決定した。

先日のライヴレポートでお伝えしたように、そのときのライヴをDVDとして堪能できるというのは、単純に素晴らしいこと(参照:「GRAPEVINE、かつてなかったライヴでのモッシュ発生」)。

全25曲、約140分弱が収録された特大ボリュームとなる当作品は、会場をあらゆる角度から押さえた13台のカメラをもって、当日の白熱の演奏、会場の熱気、興奮をダイレクトに伝える素晴らしい作品に仕上がっている模様。

しかも、この作品の初回特典にも力が入っている。スペースシャワーTV「チャートコバーン」やTFM系「discord」でもおなじみ、ライター/編集者の鹿野淳氏が主宰する新音楽雑誌「MUSICA」とタイアップし、「MUSICA」監修のスペシャルブックレットが初回限定封入されることになっている。全国ツアー「ママとマスター」について、そしてこのツアーで『From a smalltown』というアルバムがどのように変化していったのかを、改めて振り返るインタビューを掲載。スタジオコーストのバックヤードで撮影されたオフショットや、かねてから要望の強かった<ママとマスター>全公演のセットリストも掲載予定。さらに鹿野淳氏司会の、メンバーによるオーディオ・コメンタリー(副音声)も収録されるとのこと。これだけ充実した内容で、なんと価格は¥2,940。こ、これはス、スゴイですぅ。ライブバンド・GRAPEVINEの現在を理解するDVDとして、コア・ファンはもちろん、初めて観る人にも強烈にオススメしたい作品だ。

ちなみに、GRAPEVINEは6月21日現在で、ROCK IN JAPAN FES.2007(8月3日)、SUMMER SONIC 07(8月12日)、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2007 in EZO(8月18日)と、今夏の大型フェスへの出演が続々決定中。保存版のDVDと、一期一会のフェスでのライヴ…どちらも楽しもう。
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